SQL Serverのサービスが停止している、またはプロダクトキーが登録されていない可能性
があります。
パソコンをWindows10からWindows11へアップグレード後に、当エラーが発生する場合は、
Windows10からWindows11へのアップグレード後に起動時エラーが発生する場合の対処（整理番号：0111749）をご確認ください。
Ｗｅｂメニューの[法人電子申告システム]のリンクは起動できるが、[過年度版システム]
から平成30年度以前のシステムを起動する場合にエラーがでる場合は、
過年度版システム（平成30年度以前）が起動できない原因（整理番号：0112618）をご確認ください。
上記のいずれにも該当しない場合は、次の手順を行ってください。
１．SQL Serverのサービス確認
(1) [Windowsロゴ]キーを押しながら、[R]キーを押し、「ファイル名を指定して実行」画面
を表示します。
（または、[スタート]ボタンを右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を選択します。）
(2) 名前欄に「services.msc」と入力し、[ＯＫ]ボタンをクリックします。
(3) SQL Serverのサービスの状態を確認します。
次のサービスをダブルクリックし、「全般」タブの「サービスの状態」が「実行中」になっ
ていることを確認してください。「停止」または「一時停止」の場合は、[開始]ボタンをク
リックしてください。
①「SQL Server(MSSQL2022TKC)」
②「SQL Server(MSSQL2014TKC)」
※登録されているサービスはPCによって異なります。すべて確認してください。
※SQL Serverのサービスがひとつも存在しない場合は、システムのインストールに失敗し
ている可能性があります。
Webメニューの［パソコンの事前設定］＞［事前設定（2/2）］から、
「SQL Server Express Edition（TKCシステム専用：MSSQL2022TKC）」をインストール
してください。
【ご参考】
パソコンにMSEE 2022を登録する手順（整理番号：0110074）
※「開始」ボタンが無効で選択できない場合や、「開始」ボタンでエラーになる等で
「サービスの状態」を「実行中」にできない場合は、次の６の手順に進んでください。
(4) 「スタートアップの種類」を「自動（遅延開始）」に変更し、[ＯＫ]ボタンでプロパティ
画面を閉じます。
(5) パソコンを再起動し、Ｗｅｂメニューから「法人電子申告システム」を起動できるかご確
認ください。
※SQL Serverのサービスが「実行中」であるにもかかわらず、エラーが解消しない場合は、
次の２の手順に進んでください。
２．SQL Serverのプロトコルの変更
プロトコルを「共有メモリ」のみ有効にすることで、エラーが解消される可能性が
あります。
以下のオンラインＱ＆Ａをご参照いただき、プロトコルを「共有メモリ」のみ有効に
して、エラーが解消されるかご確認ください。
エラーが解消されない場合は、以下の３．をご確認ください。
SQL Serverのプロトコルの変更方法(「共有メモリ」のみ有効にする設定)(整理番号：0114820)
３．ネットワークアダプター(NIC)の変更
複数のネットワークアダプターが有効になっていることが原因で、エラーになっている
可能性があります。
以下のオンラインＱ＆Ａをご参照いただき、ネットワークアダプターを１つのみ有効に
して、エラーが解消されるかご確認ください。
エラーが解消されない場合は、以下の４．をご確認ください。
ネットワークアダプター(NIC)の有効・無効の方法(整理番号：0114821)
４．プロダクトキーの登録
(1) 当作業では、エラーが発生する年度のプロダクトキーの再入力が必要です。
「エラーが発生する年度のプロダクトキー」を用意します。
(2) Ｗｅｂメニューにログインし、「プロダクトキーの管理」を起動します。
(3) 「プロダクトキー」を要求された場合は、プロダクトキーを入力します。
(4) 「ASP1000R・プロダクトキー管理ツール」が起動したら、「ツール」メニューから、
「データベースの再作成」を選択します。
(5) Ｗｅｂメニューから「法人電子申告システム」を起動できるかご確認ください。
エラーが解消されない場合は、以下の５．をご確認ください。
５．データベースの再作成
(1) 当作業では、登録されているすべての年度のプロダクトキーの再入力が必要です。
「登録しているすべての年度のプロダクトキー」を用意します。
(2) Ｗｅｂメニューにログインし、「パソコンの事前設定」－「事前設定（２／２）」を起
動します。
(3) 「事前設定（２／２）」が起動したら、「ツール」メニューから、「ASP1000Rデータ
ベースの削除（すべて）」を選択します。
(4) Ｗｅｂメニューにログインし、「プロダクトキーの管理」を起動します。
(5) 「プロダクトキー」を要求された場合は、プロダクトキーを入力します。
(6) 「過年度版システム」で表示されるすべての年度で、(4)(5)を繰り返します。
(7) Ｗｅｂメニューから「法人電子申告システム」を起動できるかご確認ください。
６．上記の手順で解決しない場合
SQL Serverが破損している可能性があります。ＴＫＣヘルプデスクまでお問合せください。