処理可能期間に10月が含まれる場合は、入力可能です。
1.下図をご参照ください。①はSX、②はFinTechサービス、③はIBです。
2.まず、③→②については、IB上で閲覧できる期間のデータしか受信できません。多く
の銀行では、前月1日以降のデータの閲覧が可能だと思いますので、11月時点では10
月1日以降のデータが受信可能となります。
3.次に②→①になります。当然、①は②で受信できたデータしか受信できませんので、遡
れる最古の日は10月1日となります。仮にSX側で「受信開始年月日」を9月1日と設
定しても、10月1日以降しか受信できません。一方、10月15日以降と設定した場合
は10月15日以降が受信可能となります。
ただし、「受信開始年月日」として設定できる年月日については、処理可能期間の開始
日以降の日付しか入力できないようにSX側で制御しています。
4.まとめると、事例のケースで10月分のデータをSXで受信したい場合は以下の点にご
注意ください。
(1) 実際の日付が12月になってしまうと、IBで10月分のデータを閲覧できなくなるた
め、SXの処理が進んでいるか否かにかかわらず、10月分のデータは③から②に受信で
きなくなります。
(2) また、処理可能期間に10月が含まれない場合は、SXで「受信開始年月日」に10月
1日と設定できなくなるため、②から①に10月分のデータを受信できなくなります。