(FX)銀行信販データ受信
Q&Aコーナー
  整理番号:0095796
更 新 日:2020/11/02
テーマ 製品紹介
質問
 銀行信販データ受信機能でAPI連携へ切り替えるようにとの案内がありましたが「API
連携」とは何ですか?これまでの仕組みとは何が違うのですか?
回答
1.銀行信販データ受信機能の仕組み
  下図のとおり、FX2等の自計化システムはIBからMoneytreeを経由して取引データ
 を受信しています。Moneytreeが、IBへのログイン、データの参照、ダウンロードとい
 う人間の作業を代行しています。
  銀行信販データ受信機能の仕組み

2.従来の連携の仕組み
  IBにアクセスする際には、IB側でのID・パスワードによる認証(本人確認)が必
 要です。さらに、IBが電子証明書方式の場合は、電子証明書が登録されたPCからのア
 クセスのみ可能です。
  【ご参考】電子証明書方式とID・パスワード方式の違い

  このため、従来はあらかじめMoneytreeのサーバにID・パスワードを預けていました。
  またMoneytreeから直接IBへアクセスするため、電子証明書方式の場合は電子証明書
 も同様に預けておく仕組みとなっていました。これにより、データ受信ができるようになっ
 ていました。
  従来の連携の仕組み

3.API連携の仕組み
  一方、API連携では、あらかじめIBがMoneytreeにアクセストークン(一種の通行
 手形)を発行しておくことにより、一定期間はトークンを使ってアクセスできます。
  データ受信の都度、ID・パスワード、電子証明書が不要となるため、MTにID・パ
 スワードを預ける必要がなくなります。
  API連携の仕組み

  なお、アクセストークンには有効期限があります。通常は45~90日です。有効期限を迎
 えた場合、アクセストークンを更新する必要があります。

  【ご参考】アクセストークンの更新手順は?
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