整理番号:0082942 更新日:2021/10/01
テーマ 製品紹介
質問  銀行信販データ受信機能のセキュリティ対策とは?
回答 1.「銀行信販データ受信機能」は、金融機関の入出金データなどを自動受信して、これを
 もとに仕訳ルールの学習機能等により仕訳を効率的に計上する機能です。そのため、当機
 能で入出金処理は一切行えません。安心して関与先様に利用いただけます。

2.また、「銀行信販データ受信機能」の利用にあたって、当社では法人向けのインターネ
 ットバンキングの利用を推奨しています。法人向けを利用いただくメリットは、大きく次
 の2点です。金融機関では、事業を営んでいる場合は個人であっても法人向けのインター
 ネットバンキングを推奨しているようです。
(1) メリット①
  電子証明書を登録することでインターネットバンキングの利用PCを限定できるなど、
 個人向けよりも強固なセキュリティ対策が実施されています。万が一、IDとパスワード
 が流出しても、それだけで不正利用することはできません。
(2) メリット②
  入出金処理を行えない「閲覧専用ID」を登録・設定できるので、当該IDを当機能に
 設定できます。万が一、IDとパスワードが流出しても、そのIDでは入出金処理を一切
 行えません。

3.マネーツリー株式会社のセキュリティもご安心ください。
  当機能では、マネーツリー株式会社のデータ受信サービスを利用しています。マネーツ
 リー株式会社では、お客様に安心してサービスをご利用いただくために、次のセキュリテ
 ィへの取り組みを行っています。
(1) 金融情報システムセンターの安全対策基準に準じたインフラ
  金融情報システムセンターは、銀行、証券会社、保険会社、コンピュータメーカー、情
 報処理会社等の出捐により設立されています。現在は633会員企業からの派遣者を中心
 に、金融情報システムに関連する諸問題の調査や、安全対策基準等の各種ガイドラインを
 作成しています。マネーツリー株式会社は、この安全対策基準に準じたインフラでサービ
 スを運用しています。
(2) PCIデータセキュリティスタンダードを認定取得したインフラ
  PCIデータセキュリティスタンダードは、カード会員のクレジットカード情報・取引
 情報を安全に取り扱うために、国際ペイメントブランド5社(VISA、MasterCard、JCB、
 American Express、Discoverが共同で策定した、クレジット業界における国際的なセキュ
 リティ基準です。認定を取得するには、カード情報を適切に管理するための12の要件を
 充足する必要があります。マネーツリー株式会社は、この認定を取得したインフラでサー
 ビスを運用しています。
(3) 日本プライバシー認証機構のTRUSTeを認証取得
  TRUSTeは、Webサイトを運営する事業者が、個人情報保護法よりも高い基準で個人情
 報を利用・保護していることを審査・認証する制度です。適合している事業者のWebサ
 イトには、TRUSTeの認証マークを掲載できます。世界ではIBM、インテル、ディズニー
 など6300のWebサイトで認証マークが掲載されており、マネーツリー株式会社もこの
 TRUSTeを認証取得しています。