1.借入金返済データ等、1取引データを分解して仕訳計上しなくてはならないケースが存
在します。このような場合、仕訳の補正画面で複数行に分解して仕訳を入力することとな
りますが、このとき、2行目以降に入力した仕訳の内容も学習します。次回以降、同種の
取引を受信した場合は、2行目以降の仕訳も初期表示されるようになります。金額は毎回
変更の可能性があるため、初期設定では学習しません。その都度修正していただくことを
原則としています。
2.ただし、金額が毎回固定の場合は、後から「読込ルールの確認・変更」画面で修正でき
ます。1取引で複数の仕訳に展開する場合、「取引金額」欄が変更できるようになりま
す。
各選択肢とそれぞれの内容は次の通りです。
(1) 「受信金額」
受信したデータの「取引金額」をそのままセットします。なお、「受信金額」は「仕訳
1」タブでのみ選択可能です。
(2) 「固定金額」
受信したデータの「取引金額」に関係なく、固定金額をセットします。例えば次のよう
な場合にご利用いただけます。
・売掛金入金に付随する「当方負担分の振込手数料」(毎月一定額以上の入金があり、
振込手数料が一定の場合)
・元金均等返済方式による借入金の「元金返済額」
(3) 「記憶しない」
金額は記憶しません。他の仕訳に「受信金額」や「固定金額」が存在する場合は、受信
したデータの「取引金額」とそれらとの差額をセットします。例えば次のような場合にご
利用いただけます。
・元金均等返済方式による借入金の「利息の支払」(「仕訳1」タブの元金返済仕訳を
「固定金額」とセットした場合、自動的に利息額がセットされるようになります)