IBを電子証明書方式でご利用の場合、従来、銀行信販データを利用するためには、
Moneytreeのサーバに電子証明書を置く必要がありました。これは、Moneytreeのサーバが直
接IBへアクセスしており、データ受信の都度IB側で本人性の確認をする必要があったた
めです。
【ご参考】電子証明書方式とID・パスワード方式の違い
API連携では、あらかじめIBがMoneytreeにアクセストークン(一種の通行手形)を
発行しておくことにより、一定期間はこのトークンを使ってアクセスできるようになります。
データ受信の都度ID・パスワード、電子証明書は不要となります。
アクセストークンの発行時に、利用者自身がMoneytreeとIBにそれぞれログインする必
要があります。この際、作業を行うPCに電子証明書が登録されている必要があります。た
だし、これまで銀行信販データ受信機能を利用していた場合、電子証明書はMoneytreeの
サーバにあります。1IDに対して電子証明書は1枚のみ発行可能なため、そのままでは電
子証明書は取得できません。そこで、API連携へ切り替える場合は、Moneytreeのサーバ
にある証明書を無効にした(失効)上で、再発行し、利用者自身のPCに再登録する処理が
必要となります。
なお、電子証明書の失効と再発行処理を行えるのは通常、IBの管理者ユーザのみです。
この作業は管理者ユーザの電子証明書が登録されたPCで実施してください。また、アク
セストークン発行時に必要となる電子証明書の登録は、銀行信販データ受信機能を利用する
PCで実施してください。