「実際の日付が6月中で、かつ5月分の月次更新前であれば可能」です。
1.下図をご参照ください。①はFX2、②はFinTechサービス、③はIBです。
2.まず、③→②については、IB上で閲覧できる期間のデータしか受信できません。多く
の銀行では、前月1日以降のデータの閲覧が可能だと思いますので、6月の時点では5月
1日以降のデータが受信可能となります。
3.次に②→①になります。当然、①は②で受信できたデータしか受信できませんので、遡
れる最古の日は5月1日となります。仮にFX側で「受信開始年月日」を4月1日と設定
しても、5月1日以降しか受信できません。一方、5月15日以降と設定した場合は5月
15日以降が受信可能となります。
ただし、「受信開始年月日」として設定できる年月日については、当月(直近の月次決
算完了月の翌月)の開始日以降の日付しか入力できないようにFX側で制御しています。
4.まとめると、事例のケースで5月分のデータをFXで受信したい場合は以下の点にご注
意ください。
(1) 実際の日付が7月になってしまうと、IBで5月分のデータを閲覧できなくなるた
め、FXの処理が進んでいるか否かにかかわらず、5月分のデータは③から②に受信でき
なくなります。
(2) また、仮に6月中であったとしても、FXで5月分の月次決算を完了してしまうと「受
信開始年月日」に5月1日と設定できなくなるため、②から①に5月分のデータを受信で
きなくなります。