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Q&Aコーナー
  整理番号:0100300
更 新 日:2025/02/14
テーマ 電子開示
質問
 財務諸表等電子開示システムとの連携において、届出用ファイルの切出しまで行い
ました。
 「拠点区分・勘定科目等チェックツール」で財務諸表等入力シートと切り出したファイル
の整合性をチェックしたところ、「事業」タブが表示されます。原因と対処方法は?
回答
【財務諸表等電子開示システム(勘定科目の登録・確認)を解説した動画は、こちら(25:22)

Ⅰ 原因
  財務諸表等入力シートにある現況報告書に入力された事業等とTKCシステムで設定
 している事業等に差異があるためです。
  次の「比較結果」画面の「要確認」欄に表示されている※1~4について、
 画面下部の説明をご確認ください。※4については入力項目に過不足があり、両者を
 比較できないものです。
 
                        参考資料1

Ⅱ 対処方法
1.修正手順
  財務諸表等入力シートにある現況報告書に入力された事業等とTKCシステムで設定
 している事業等のどちらが正しいかを確認し、誤っている方を正しく修正します。
  なお、名称については完全一致の必要があります。全角や半角も含めて一致している
 か、ご確認ください。また、「比較結果」画面にある[ファイル切出]からCSVファイル
 を切り出し、コピー・貼り付けをご活用ください。

(1) 名称等の変更方法
  「比較結果」画面の「要確認」欄に表示されている※1~4の説明文を踏まえ、
  それぞれ確認・修正してください。修正完了後、下記「2.確認手順」のとおり、
  再チェックしてください。
 ①※1と表示される(拠点区分名に差異がある)場合
  1)財務諸表等入力シートに誤りがある場合
   a.現況報告書の「セクション11」にある「①-2拠点区分名称」欄を見直し、修正
    します。
   b.財務諸表等入力シートを上書き保存します。
   c.財務諸表等入力シートを閉じます。
  2)TKCシステムに誤りがある場合
   a.拠点区分名を変更する方法は以下のQ&Aをご参照ください。
    拠点区分名の変更方法
   b.再度、次のメニューから取込用残高ファイルを切り出します。
    ⅰ) 「合算処理」タブ-「471 理事会報告用計算書類」-[4 計算書類・附属明細
      書の作成]をクリックします。
    ⅱ) 作成年月等を選択して[OK]をクリックし、集計します。
    ⅲ) [開示システム連携]-[2 取込用残高ファイルの切り出し]をクリックし、
      取込用残高ファイルを保存します。
 ②※2と表示される(サービス区分名に差異がある)場合
  1)財務諸表等入力シートに誤りがある場合
   a.現況報告書の「セクション11」にある「②事業所の名称」欄を見直し、修正
    します。
   b.財務諸表等入力シートを上書き保存します。
   c.財務諸表等入力シートを閉じます。
  2)TKCシステムに誤りがある場合
   a.サービス区分名を変更する方法は次のQ&Aをご参照ください。
    『※「「事業所の名称」の変更方法(整理番号:999999)」へのリンクを貼る』
   b.再度、次のメニューから取込用残高ファイルを切り出します。
    ⅰ) 「合算処理」タブ-「471 理事会報告用計算書類」-[4 計算書類・附属明細
      書の作成]をクリックします。
    ⅱ) 作成年月等を選択して[OK]をクリックし、集計します。
    ⅲ) [開示システム連携]-[2 取込用残高ファイルの切り出し]をクリックし、
      取込用残高ファイルを保存します。
 ③※3と表示される(事業類型コード分類等に差異がある)場合
  財務諸表等入力シートで設定した事業類型コード分類等をTKCシステムに転記しま
  す。
  1)「合算処理」タブ-「471 理事会報告用計算書類」-[4 計算書類・附属明細書の作
   成]をクリックします。
  2)作成年月等を選択して[OK]をクリックし、集計します。
  3)[開示システム連携]-[1 事業類型コード分類等]をクリックします。
  4)左上の事業区分を選択し、修正したい行をワンクリック(青く反転)して[修正]を
   クリックします。
  5)「事業類型コード分類」欄を修正します。
  6)[F4 修正終了]をクリックします。
  7)再度、次のメニューから取込用残高ファイルを切り出します。
   a.「合算処理」タブ-「471 理事会報告用計算書類」-[4 計算書類・附属明細書の
    作成]をクリックします。
   b.作成年月等を選択して[OK]をクリックし、集計します。
   c.[届出ファイル切出]-[2 開示システム用届出ファイルの切り出し]をクリックし、取込用
    残高ファイルを保存します。

2.確認手順
(1) 再度、「拠点区分・勘定科目等チェックツール」でチェックします。
(2) 「事業」タブが表示される場合、再度上記「1.修正手順」で見直します。
 「事業」タブ自体が消えれば不整合が解消しています。
(3) 次のメッセージが表示されたら、財務諸表等入力シートに残高ファイルを
 取り込みます。
 「必要な拠点区分、勘定科目等は登録されています。残高ファイルの取込みに進んで
 ください。」

 ※レイアウト上、解消しなくても財務諸表等入力シートに残高ファイルの読込みは可能
  ですが、取り込んだ結果が不整合となる可能性があります。この場合、手入力で残高の
  修正が必要です。
  なお、財務諸表等入力シートに手入力する場合の操作、ご質問についてはヘルプデスク
  ではお受けできませんのでご了承ください。
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