【固定資産管理システムの設定(連動できない明細)について解説した動画は、
こちら(6:48)
】
1.次の(A)と(B)の差額((A)-(B))が「その他」の行に表示されます。この差額を
0とすることで、「その他」の行は非表示になります。
なお、(A)と(B)にはそれぞれ次の内容が表示されています。
(A)各科目の1行目に表示される金額
FX4クラウド(社会福祉法人会計用)(以下、FX4クラウド(社福))の勘定科目残高
(B)内訳の合計額
FX4クラウド(社会福祉法人会計用)固定資産管理システム(以下、固定資産管理
システム)から読み込んだ、またはFX4クラウド(社福)の「374 財産目録」で手
入力した金額
2.上記(A)と(B)の金額に誤りがないか、次のとおりご確認ください。
(1) 上記(A)(勘定科目残高)の確認
FX4クラウド(社福)で減価償却費の仕訳を二重計上したり、減価償却費や
固定資産除却損の仕訳が未計上であることにより、(A)と固定資産管理システム
の残高が不一致となっている可能性があります。両システムの残高を確認して
ください。
(2) 上記(B)(内訳)の確認
①固定資産管理システムから資産明細を読み込んだ場合
想定される原因と対処方法は次のとおりです。
1)期中の年月で財産目録を作成している
固定資産管理システムから読み込んだ金額は確定決算月の金額となるため、
差異が発生することがあります。確定決算月でご確認ください。
2)固定資産管理システムで資産と関連付けした勘定科目コードが誤っている
この場合、例えば、基本財産の「建物」の内訳に表示すべき金額が、
その他の固定資産の「建物」の内訳に表示されるなど、財産目録で異なる
貸借対照表科目名の行に金額が表示されてしまいます。
この場合は、次の手順で修正してください。
a.【会計業務】-「決算業務」タブ-「374 財産目録」をクリックします。
b.不要な内訳を選択し、左上の[削除]をクリックします。
c.固定資産管理システムの「109 固定資産の問合せ(自法人資産)」等で
該当する資産までドリルダウンし、勘定科目コードを修正します。
d.「374 財産目録」で右上の[固定資産連動]をクリックし、再度読み込み
直して確認します。
3)固定資産管理システムで有形リース資産やソフトウェアを間接法で設定
している
上記(A)は直接法で表示し、上記(B)は間接法で表示するため、差異が
生じます。この場合は「その他」の行を非表示にできません。
なお、この場合でも社会福祉充実残額への影響はありません。詳細は
次のQ&Aをご参照ください。
減価償却を期末は直接法、期中は間接法で実施している場合の財産目録の表示
② 「374 財産目録」で手入力した場合
次の手順で金額を修正してください。
1)【会計業務】-「決算業務」タブ-「374 財産目録」をクリックします。
2)内訳行を選択し、左上の[修正]をクリックします。
3)右側に表示される項目を修正します。
4)右下の[OK]をクリックし、保存します。