DAIC2
Q&Aコーナー
  整理番号:0036316
更 新 日:2019/03/20
テーマ 製品紹介
質問  DAIC2[2009年06月版]をインストールしたところ、今まで利用していた「支払予定表」
が出力できません。どうしたらいいですか?
回答  [2009年06月版]で搭載した「支払予定」機能(以下、新「支払予定」機能)は、
[2009年06月版]より前の版数で搭載していた「支払予定表」機能(以下、旧「支払予定」機
能)のレベルアップではなく、新規機能として搭載いたしました。
 このため、[2009年06月版]インストール後、旧「支払予定」機能は利用できなくなり、従
来の「支払予定表」は出力できなくなります。
 ただし、新「支払予定」機能では、従来の「支払予定表」と同等の帳表を出力できます。
 つきましては、新「支払予定」機能へ移行くださいますようお願いいたします。

1.新「支払予定」機能について
(1) 旧「支払予定」機能では、単月の「支払予定表」しか作成できませんでした。これに対
 し、新「支払予定」機能では、将来数ヶ月の「支払予定表」を作成できます。
(2) 工事未払金等の支払予定だけでなく、定期支払取引や借入金の返済予定など、詳細な
 「支払予定表」を作成できます。
(3) 総合振込依頼書や、インターネットバンキング・ファームバンキングへの連動データを
 作成できます。
(4) 「入金予定」機能と併せて利用することで、「資金繰り計画表」を作成できます。

2.新「支払予定」機能への移行処理とその手順について
(1) 新「支払予定」機能への移行処理
 ①新「支払予定」機能には、収支区分や振込先銀行口座など、旧「支払予定」機能にはな
  かった項目が追加されています。このため、これらの追加項目を入力する必要がありま
  す。
 ②旧「支払予定」機能からスムーズに移行していただけるよう、以下の機能を搭載してい
  ます。
  1)入力済みの工事未払金等の債務計上仕訳からの支払予定明細データを自動作成できま
   す。
  2)「主たる約定」および「発注先の取引約定」(「締日」「支払サイト」「支払日」)
   など、一部の設定は新「支払予定」機能へデータコンバートします。
  ※ただし、銀行名や支店名は自動的に移行されませんので、改めて入力していただくこ
   とになります。

(2) 新「支払予定」機能への移行手順
 ①メニュー「56 入金・支払予定」の支払予定サブメニューで、以下の設定または登録を行って
  いただく必要があります。
  1)「41 支払管理科目の設定」
  2)「42 仕入先の取引約定の登録」
  3)「43 開始工事未払金等の支払予定」の登録
 ②「41 支払管理科目の設定」
  ここでは、支払管理する科目の設定、「主たる約定」の登録、「収支区分」の登録など
  を行います。
 ③「42 仕入先の取引約定の登録」
  ここでは、仕入先の取引約定を登録します。
 ④「43 開始工事未払金等の支払予定」
  ここでは、新「支払予定」機能利用開始時点の、工事未払金等の債務の残高について、
  支払予定を登録します。
 
※入金支払予定機能・資金繰り計画表機能の操作方法等の詳細につきましては、監査担当者
 にご相談ください。
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