以下の計算式を設定してください。
〔計算式〕
( 取引金額 × 消費税率 ) ÷ ( 100 + 消費税率 )
仕訳読込テンプレートで「計算した値」を設定した場合、入力された数式を解析し、コン
ピュータで扱える形式(逆ポーランド記法)へ変換しています。例えば「4×5-1」 という
数式は「4 5 × 1 -」と変換されます。この変換処理の過程で、「÷」「×」や「+」「-」
という演算優先順位の同じ符号が括弧なしで混在する場合、ご指摘のように意図しない計算
結果となる場合があります。
『操作説明書』にも記載されている「制限事項」の通り、1つの計算式内で、除算及び乗
算の両方を用いる場合は、優先順位に基づいて、( ) で括る設定が必要となります。
〔ご参考〕小数点以下2桁の指定について
計算式内で利用できる固定値(8、108など)には、小数点以下の桁数を1桁までしか登録
できません。そのため、「0.08」や「1.08」を使用した場合は、「8」や「108」を乗算した
後に「100」で減算する計算式の設定が必要です。
〔例〕
○:「うち、消費税等」 = ( 税抜き金額 × 8 ) ÷ 100
×:「うち、消費税等」 = 税抜き金額 × 0.08
【「計算式」画面】
