連携データにおける、項目「取引年月日」の設定内容のエラーです。
消費税額が発生する課税区分と科目の組合せで、消費税率が0%の場合に表示されます。
仕訳の消費税率をご確認ください。
〔ご参考〕課税区分と仕訳の組み合わせ
DAIC3クラウドでは、より正確な消費税データの作成を目的として、ある「課税区
分」のもとで入力できる仕訳を想定し、「課税区分」「借方科目コード」および「貸方科目
コード」の整合性を「仕訳マトリックス」でチェックしています。
課税区分と科目の組合せで、入力不可能な課税区分が設定されている場合にエラーとして
います。
(1) 「仕訳マトリックス」
すべての勘定科目を消費税データ処理のために、次のように分類し、借方・貸方でマト
リックス表をつくります。そしてそれぞれの仕訳マトリックスで入力可能な「課税区分」
を定義しています。
「属性A」:「課税取引」の発生する勘定科目
「属性B」:「課税取引」の発生しない勘定科目
「属性C」:「仮払消費税(1164)」
「属性D」:「仮受消費税(2164)」
(2) 入力可能な「課税区分」
①課税区分[1 ]、[11]、[12]
(借)B /(貸)A 自動税抜きし、仮受消費税等(2164)を貸方に計上する。
(借)B /(貸)2164 自動税抜き処理は行わない。
(借)A /(貸)B 自動税抜きし、仮受消費税等(2164)を借方に計上する。
(借)2164/(貸)B 自動税抜き処理は行わない。
②課税区分[5 ]、[6 ]、[7 ]、[51]、[55]、[61]、[65]、[71]、[75]
(借)A /(貸)B 自動税抜きし、仮払消費税等(1164)を借方に計上する。
(借)1164/(貸)B 自動税抜き処理は行わない。
(借)B /(貸)A 自動税抜きし、仮払消費税等(1164)を貸方に計上する。
(借)B /(貸)1164 自動税抜き処理は行わない。
③課税区分[2 ]、[21]、[25]、[26]、[3 ]、[31]、
[57]、[58]、[67]、[68]、[77]、[78]
(借)A /(貸)B 自動税抜き処理は行わない。
(借)B /(貸)A 自動税抜き処理は行わない。
④課税区分[4 ]
(借)A /(貸)B 自動税抜き処理は行わない。
(借)B /(貸)A 自動税抜き処理は行わない。
(借)B /(貸)B 自動税抜き処理は行わない。
⑤課税区分[8 ]
(借)A /(貸)B 自動税抜き処理は行わない。
(借)B /(貸)A 自動税抜き処理は行わない。
(借)B /(貸)B 自動税抜き処理は行わない。
⑥課税区分[9 ]、[0 ]
すべての仕訳の組み合わせにおいて入力可能です。