取引入力時、事前に登録した取引内容を選択すると、「課税区分」及び「税率」が初期表
示されます。取引内容から「課税区分」及び「税率」を入力できるため、これらの入力項目
の入力誤りの防止に役立ちます。
特に、TKCシステムに慣れていない経理担当者は、「課税区分」の選択に悩むことが
あるため有効です。また、軽減税率の導入に伴い、会議費等のように同一科目でも取引内容
によって「税率」が異なる取引が発生するため、このような取引を入力する場合にも有効で
す。
当機能の利用方法は、次のとおりです。
1.会計事務所の業務-運用開始後の支援処理で、[13 システム情報]メニューのシステ
ム情報5タブにある、「科目別課税区分一覧」のチェックを外します。
(※こちらの設定は、監査担当者にご相談ください)。
2.次のいずれかのメニューで、科目別課税区分一覧を「利用する」に設定します。
(1) [311 入力制御情報]メニュー
(2) [320 科目別課税区分一覧の編集]メニュー
3.[320 科目別課税区分一覧の編集]メニューで、発生する取引内容を科目別に登録しま
す。このとき、「課税区分」及び「税率」を設定します。「複写」列にチェックを入れる
と、元帳摘要に取引内容が複写されるため、便利です。
