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Q&Aコーナー
  整理番号:0107095
更 新 日:2023/10/26
テーマ 操作方法
質問  これまで、「常に内税で取引する」商品(以下、「内税固定商品」)は、伝票合計部の
「③内税計」と「消費税(内税)」に集計されていましたが、「①外税計」と「消費税(外税)」
に集計されるようになりました。なぜでしょうか?
回答  [2023年06月版]において、内税固定商品の消費税額の計算方法を変更しました(※)。
 これに伴い、内税固定商品に関する伝票合計部の集計(表示)を次のとおり変更しました。

1.取引年月日(納品日)が令和5年9月30日以前の場合(これまでのSXと同様)
  内税固定商品は、「③内税計」と「消費税(内税)」に集計(表示)されます。

2.取引年月日(納品日)が令和5年10月1日以降の場合
(1) 伝票の消費税転嫁方式が「外税/納品時」「外税/請求時」の場合
  内税固定商品は、「①外税計」と「消費税(外税)」に集計(表示)されます。
  この場合、内税固定商品の取引金額(税込み)を一旦税抜き化し、他の商品の税抜き金額
 と合計したうえで消費税額を計算しています。
(2) 伝票の消費税転嫁方式が「内税」の場合
  内税固定商品は、「③内税計」と「消費税(内税)」に集計(表示)されます。

(※)内税固定商品の消費税額の計算方法を変更した経緯
  これまで内税固定商品では、商品マスターの「消費税等」に基づき明細単位で消費税額
 を計算していました。しかしながら、インボイス制度では「一の適格請求書につき、税率
 ごとに1回の端数処理」を行う必要があります。
  このため、取引年月日(納品日)が、令和5年10月1日以降の売上伝票を税抜き金額で
 入力した場合(消費税転嫁方式が「外税/納品時」または「外税/請求時」)は、内税固定
 商品の取引金額(税込み)を一旦税抜き化し、他の商品の税抜き金額と合計したうえで消費
 税額を計算するようシステムを改訂しました。
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