1.「適格請求書発行事業者の登録番号」が表示されないケース
(1) 原因
自社の事業者登録番号を設定していないため
(2) 対処方法
「基本情報」タブの「51 自社情報」メニューで「適格請求書発行事業者の登録番号」
(※)を設定し、[F4入力終了]ボタンをクリックします。
(※)半角でT+13桁の数字(法人の場合は法人番号)を入力します。ハイフンは不要です。
例:T1234567890123
2.「適格請求書発行事業者の登録番号」は表示されるが、「※当書類はインボイスでは
ありません。」と表示されるケース
(1) 原因
次のいずれかの原因が考えられます。
①「売上インボイスとする書類」を設定していないため
②売上伝票の「売上インボイスとする書類」が意図した設定となっていないため
③請求書に売上明細がないため
(2) 対処方法
①「売上インボイスとする書類」を設定していない場合の対処
得意先の「売上インボイスとする書類」を確認し、必要に応じて設定を変更します。
具体的な手順は、次のQ&Aをご確認ください。
「売上インボイスとする書類の設定変更方法」
※[2023年10月版]以前をご利用の場合は、得意先マスターで「売上インボイスとする書類」
に設定した書類にのみ、事業者登録番号が表示されます。得意先の「売上インボイスと
する書類」を確認し、必要に応じて設定を変更します。
②売上伝票の「売上インボイスとする書類」が意図した設定となっていない場合の対処
SXでは、売上伝票入力時点の得意先マスターの「売上インボイスとする書類」の設定
を伝票単位で保存しています。売上伝票の「売上インボイスとする書類」が「請求書」
の場合、当該伝票の納品書はインボイスになりません。また、請求書の集計対象に売上
伝票の「売上インボイスとする書類」が「請求書」が1枚でも含まれる場合は、請求書
がインボイスとなります。これらの場合は売上伝票を訂正する必要があります。具体的
な手順は、次のQ&Aをご確認ください。
「売上インボイスとする書類」を設定してもインボイスが正しく判定されない場合の対処方法
③請求書に売上明細がない場合の対処
対処方法はありません。入金取引や繰り越しのみの請求書については、売上明細がない
ため、税率別内訳を表示しません。この場合、インボイスには該当しないため、「※当
書類はインボイスではありません。」のメッセージが表示されます。