拠点区分等の貸借対照表の貸借合計が一致していません。勘定科目残高、設定等を確認して
ください。
エラーとなる主な原因は次のとおりです。
1.貸借対照表を作成する事業をまたいだ仕訳の計上
借方:A拠点区分、貸方:B拠点区分といった貸借対照表を作成する事業をまたいだ仕
訳の計上後、内部取引科目で調整していない場合が考えらえれます。
画面に表示されたメニュー(事業別仕訳帳)のリンクをクリックして、該当の事業を選択
後、仕訳を確認してください。
2.内部取引の計上漏れ
「決算業務」タブのメニュー「314 内部取引残高」で、内部取引残高が一致してるかどう
か確認してください。
内部取引残高が一致せず、「×」が表示されている場合は、次のQ&Aを確認してくださ
い。
エラー:内部取引科目の残高が貸借一致していません(←「整理番号70023」にリンク)
3.貸借対照表が不要な事業がチェック対象となっている。
貸借対照表の作成不要であるにもかかかわらず、このチェックに対象となっている事業
(サービス区分等)がないか、メニュー「基本情報]タブのメニュー「711 事業」で、項目
「貸借対照表の貸借残高、資金残高の一致をチェックする」を確認してください。チェッ
クが付いている場合は、チェックを外してください。次のQ&Aも確認してください。
4.事業の移動による不整合
貸借対照表を作成する事業をまたいで事業を移動した場合、移動元と移動先で貸借対表
の貸借残高が不一致となります。この場合は、事業を移動せず、新規に登録してご利用く
ださい。次のQ&Aもご確認ください。
来事業年度から事業の移動、廃止がある場合の留意点
5.勘定科目の登録、設定誤り
集計先合計科目が「空欄」となっている勘定科目が、「資産合計」科目あるいは「負債
及び純資産計」科目に集計されていない場合があります。
6.開始残高の登録誤り
「基本情報」タブのメニュー「741 開始残高」で登録した残高を確認してください。
※収支計算書科目以外の入力科目をすべて合計し、その貸借残高が一致しているかどうか
をチェックしています。