注意点は次の1、2のとおりです。
1.次の(1)~(3)の場合は「エラー」となり、決算月の月次決算を終了できません。
(1) 法人全体の貸借対照表の貸借残高、資金残高が一致していない。
(「基本情報」タブ-「711 事業」で「貸借残高、資金残高の一致をチェックする」に
チェックした事業について、貸借対照表の貸借残高、資金残高が一致していない。)
(2) 内部取引科目の残高が一致していない。
(3) 「S-BAST調査票」が入力されていない。
2.決算月の月次決算を終了することにより残高が確定しますので、次の内容にご注意
ください。
(1) 「期中取引」、「決算整理仕訳」の入力は同時に締め切られますので、「期中取引」
のみを月次決算することはできません。「決算整理仕訳」まで入力完了後に月次決算を
実行してください。
(2) 月次決算を終了した事業年度の仕訳の入力・修正・削除はできません。
ただし、翌期首月の月次決算が未了の場合は仕訳の追加、訂正、削除が可能です。
詳細は次のQ&Aをご確認ください。
月次決算済みの月に対する仕訳の追加入力方法
(3) 月次決算を終了した事業年度の財産目録、注記、附属明細書、予算の登録・修正・削除
はできません。
ただし、決算月の月次決算を終了後も翌期首月の月次決算が未了の場合は、その処理が
可能です。
詳細は次のQ&Aをご確認ください。
決算月の月次決算終了後に決算関連帳表の登録・修正・削除を行うことの可否