しっかり会計
Q&Aコーナー
  整理番号:0055202
更 新 日:2019/03/14
テーマ 計算式と出力結果
質問  「消費税等」の端数処理はどのように行っていますか?
回答  「税抜き経理」の場合、伝票入力時の「消費税等」の端数処理は、小数点第一位を四捨五
入しています。

消費税金額 = 税込み取引金額 × 消費税率(%) ÷ (100+消費税率(%))
税抜き金額 = 税込み取引金額 - 消費税金額

 消費税申告における消費税額計算の端数処理においては、1事業年度分の合計額に対して
所要の切り捨て計算を行いますが、しっかり会計の端数処理は仕訳単位に行うため、切捨て
で計算すると仮受消費税額等が少なくなってしまい、切り上げで計算すると仮受消費税額等
が多くなってしまいます(これは、当然、取引回数が多い企業ほど顕著になります)。
 このため、仕訳単位での端数処理は、消費税法上の消費税額との誤差が最も少なくなる四
捨五入で行っています。
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