過去の入力ミスを発見した場合は、発見した時点で修正仕訳を行います。
1.月次決算完了伝票の修正方法について
(1) 「月次決算完了伝票」とは、会計事務所監査担当者が月次監査を完了した伝票のこと
をいいます。
(フルメニュー「取引の確認」の「仕訳帳・元帳・科目残高一覧」の[仕訳帳]で仕訳を問
い合わせた際に、「月日」の左横に「*」(アスタリスク)が付いている伝票を「月次
決算完了伝票」といいます。)
(2) フルメニュー「取引の確認」の[仕訳帳・元帳・科目残高一覧]の[仕訳帳]から今回
修正する仕訳を検索し、当該行をダブルクリックして伝票画面を表示します。
(3) [F5 訂正]ボタンをクリックします。
(4) 画面上に以下のウィンドウが表示されます。
『月次決算済の仕訳です。遡及訂正は不可のため、当伝票をマイナス仕訳で取り消し、
続いて訂正後の仕訳を入力します。よろしいですか?』
(5) [はい]をクリックします。
(6) 取引金額が赤文字で表示された逆仕訳(マイナス計上)が表示されます。
(7) 次に、訂正後の仕訳を入力するための伝票画面が表示されます。
(8) 伝票内容を修正してください。
なお、訂正後の仕訳の計上日は、前月(直近の月次決算完了月)および月次決算未了
月内の期間でのみ指定が可能です。
(9) 訂正後の仕訳の計上日を「前月(直近の月次決算完了月)」とした場合に、以下のエ
ラーがでる場合は、次のQ&Aをご参照ください。
「エラー:この月の入力は、「会計事務所の業務」の設定により禁止されて~[エラーコード:0483]
(10) 訂正した仕訳は、訂正仕訳と訂正後仕訳として電磁的に記録され、フルメニューの
メニューバー「訂正・加除履歴(E)」で確認できます。