【確認する設定箇所を解説した動画は、こちら (2:18)
】
時間外手当欄の[詳細確認]ボタンから、計算内容および計算式が確認できます。
計算内容を確認し、手計算と相違となる点を確認してください。
詳細な確認箇所については以下のとおりです。
1.時間入力方法
「会社・社員」タブ「自社情報」で、「時間入力方法」が60進法であるか、10進法
であるかを確認してください。
また、給与データの入力時に、その設定方法に基づいて60進法又は10進法で正し
く入力しているかどうかを確認してください。
2.基準内賃金区分の設定
「会社・社員」タブの「給与体系」で、支給項目の「基準内賃金区分」の設定が正しい
かどうかを確認してください。
支給項目のうち、基準内賃金区分が「基準内」である項目の金額合計が時間外手当の
計算基礎となります。
3.時間外手当掛率の参照先
「会社・社員」タブの「社員情報」の「支給額等」タブで、時間外手当掛率とその参照
先が正しい設定かどうかを確認してください。
4.端数処理
時間外手当は、属性が日給、時給、それ以外の3つを別々に計算して端数処理します。
そのため、検算結果についても、その分類ごとに端数処理を行った結果かどうかを確認
してください。
検算時にあんしん給与と同じ分類で端数処理を行っていない場合は、1円単位で差異
が生じる可能性があります。
端数処理のタイミングについては、以下の設定を確認してください。
(1) 「会社・社員」タブ-「給与体系」をクリックします。
(2) 給与体系を選択し、「端数処理」タブを選択します。
(3) 「時間外手当」、「時間外手当単価」の設定をご確認ください。
5.手計算の確認
時間入力方法が60進法である場合、システムでは10進法に換算し直して計算して
います。換算後の計算過程におけるシステムの小数点以下の桁数は、手計算(電卓)時
の小数点以下の桁数と必ずしも一致しないため、差異が生じる可能性があります。