PXシリーズの短時間労働者チェックリストでは、次のすべての条件を満たす役社員を
印刷します。
(1) 社員情報の家族情報タブで、勤労学生区分にチェックがついていない。
(2) 集計月分の所定労働時間を12/52で計算した時間(週単位)が20時間以上である。
日本年金機構のQ&A集の問31によれば、
所定労働時間が1か月単位で定められている場合の1週間の所定労働時間の算出方法につい
ては、1年を52週とし、1か月を12分の52週とし、12分の52で除して算出することとされ
ています。
これを踏まえ、短時間労働者チェックリストでは、集計月分の所定労働時間を12/52し
た時間を週単位の所定労働時間としています
※所定労働時間の集計方法は印刷指定画面で指定します。
[参考Q&A]
短時間労働者チェックリストの印刷条件の指定内容
(3) 集計月分の基準内賃金計が88,000円以上である。
日本年金機構のQ&A集の問39によれば、
「月額賃金が8.8万円以上」の条件における「賃金」については、下記のとおりとされて
います。
そこで、システムでは、下記の定義に最も近い、基準内賃金区分を利用します。
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月額賃金 8.8 万円の算定対象は、基本給及び諸手当で判断します。
ただし、以下の①から④までの賃金は算入されません。
①臨時に支払われる賃金(結婚手当等)
②1月を超える期間ごとに支払われる賃金(賞与等)
③時間外労働に対して支払われる賃金、休日労働及び深夜労働に対して
支払われる賃金(割増賃金等)
④最低賃金において算入しないことを定める賃金(精皆勤手当、通勤手当及び家族手当)
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