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  整理番号:0094542
更 新 日:2025/05/19
テーマ 操作方法
質問
「会社情報」タブ-「9 給与体系情報」の[勤怠支給控除項目の設定へ]で「支給項目1」
に項目属性が時給の支給項目を設定しています。
 時給単価が月の途中で変更となります。
 この場合の処理方法はどうすればいいでしょうか?
回答
 以下のいずれかの方法になります。

方法1:「項目属性:比例」の支給項目を2つ追加する方法
方法2:「支給項目1」を「項目属性:比例」に変更+「項目属性:比例」の支給項目を
    1つ追加する方法
方法3:「支給項目1」の「項目属性:時給」の単価を変更+「項目属性:比例」の支給
    項目を1つ追加する方法


                        参考資料1

1.「項目属性:比例」の支給項目を2つ追加する方法
(1) 「会社情報」タブ-「9 給与体系情報」で[修正]ボタンをクリックした後、[勤怠支給
  控除項目の設定へ]ボタンをクリックします。
(2) 変更前の時給単価で計算するための項目を作成します。
(3) 支給項目が未登録の項目をクリックします。
(4) 項目名に任意の項目名(例:変更前など)を入力します。項目属性は「比例」にしま
  す。
(5) 時給単価が社員ごとに異なる場合は、「単価」欄は任意の金額を入力します。
(6) 数量の入力区分は「時間」にします。
(7) 上記 (3)~(6)の作業を繰り返して、変更後の時給単価で計算するための項目を作成
  します。
(8) 「社員情報」タブ-「1 社員情報の確認・修正」-「支給額等」タブの上記(2)~(7)で
  作成した項目に、各社員の変更前、変更後の時給単価をそれぞれ入力します。
(9) 給与計算の際は、「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で[F4 入力開始]をク
  リックし、[支給へ]のボタンをクリックします。
  上記(2)~(7)で作成した変更前、変更後の時給単価の支給項目に、それぞれ勤務した時
  間数を入力します。
(10)給与支払明細書の勤怠状況欄に変更前、変更後の合計の出勤時間を載せる場合は、
  以下の手順になります。
 ①「社員情報」タブ-「1 社員情報の確認・修正」-「支給額等」タブで、
  「支給項目1」の単価を全社員0円にします。
  ※「支給項目1」の単価を0円にしないと、②で出勤時間を入力した時に登録して
   ある単価で給与計算が行われます。
 ②「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で[勤怠へ]のボタンをクリックし、
  「出勤時間」欄に変更前、変更後の合計の出勤時間を入力します。

2.「支給項目1」を「項目属性:比例」に変更+「項目属性:比例」の支給項目を1つ
 追加する方法
(1) 「会社情報」タブ-「9 給与体系情報」で[修正]ボタンをクリックした後、[勤怠支給
  控除項目の設定へ]ボタンをクリックします。
(2) 「支給項目1」をクリックします。
(3) 項目属性を一時的に「比例」に変更します。
(5) 時給単価が社員ごとに異なる場合は、「単価」欄は任意の金額を入力します。
(6) 数量の入力区分は「時間」にします。
(7) 支給項目が未登録の項目をクリックします。
(8) 項目名に任意の項目名(例:変更後など)を入力します。項目属性は「比例」に
  します。
(9) 上記(5)~(6)の作業を繰り返して、変更後の時給単価で計算するための項目を
  作成します。
(10)「社員情報」タブ-「1 社員情報の確認・修正」-「支給額等」タブの
  「支給項目1」には変更前の時給単価を、上記(7)~(9)で作成した項目には
  変更後の時給単価を、それぞれ社員ごとに入力します。
(11)給与計算の際は、「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で[F4 入力開始]
  を押下し、[支給へ]のボタンを押下します。
  「支給項目1」と上記(7)~(9)で作成した変更前、変更後の時給単価の支給項目
  に、それぞれ勤務した時間数を入力します。
(12)給与支払明細書の勤怠状況欄に変更前、変更後の合計の出勤時間を載せる場合
  は、「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で[勤怠へ]のボタンをクリック
  し、「出勤時間」欄に変更前、変更後の合計の出勤時間を入力します。
(13)該当月の給与計算が終わったら、 「支給項目1」の項目属性を「時給」に戻します。

3.「支給項目1」の「項目属性:時給」の単価を変更+「項目属性:比例」の支給項目
 を1つ追加する方法
(1) 「会社情報」タブ-「9 給与体系情報」で[修正]ボタンをクリックした後、[勤怠支給
  控除項目の設定へ]ボタンをクリックします。
(2) 変更前の時給単価で計算するための項目を作成します。
(3) 支給項目が未登録の項目をクリックします。
(4) 項目名に任意の項目名(例:変更前など)を入力します。項目属性は「比例」に
  します。
(5) 時給単価が社員ごとに異なる場合は、「単価」欄は任意の金額を入力
  します。
(6) 数量の入力区分は「時間」にします。
(7) 「社員情報」タブ-「1 社員情報の確認・修正」-「支給額等」タブの
  上記(2)~(6)で修正、作成した項目に変更前の時給単価を登録します。
  また、「支給項目1」の時給単価を変更後の時給単価に修正します。
(8) 給与計算の際は、「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で
  [F4 入力開始]をクリックし、[支給へ]のボタンをクリックします。
  上記(2)~(6)で作成した変更前の時給単価の支給項目には変更前の時給
  単価で計算すべき出勤時間を入力します。
(9) 「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で[勤怠へ]のボタンをクリックし、
   「出勤時間」欄に変更後の時給単価で計算すべき出勤時間を入力します。
  ※ご注意
   給与支払明細書の勤怠状況欄の「出勤」欄には、変更後の時給単価で計算
   すべき出勤時間のみが表示されます。
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