PX4クラウド
Q&Aコーナー
  整理番号:0110750
更 新 日:2025/05/14
テーマ 操作方法
質問 5月支給の給与から改定後の雇用保険率で計算するはずが、4月支給の給与から改定後の
雇用保険料率で計算していたことがわかりました。
そのため、雇用保険料率の改定前・後で生じた雇用保険料の差額分を5月支給の給与で調整
したいです。どのような処理をすればいいのか教えてください。
回答 5月支給の給与で、差額を加味した雇用保険料額を直接入力します。

(※)令和7年度は、雇用保険料率が引き下げられる改定のため、雇用保険料が過少に計算
  されています。

手順は、次のとおりです。

(1) 差額の計算方法
 ①「補助機能」タブ-「32 支給実績データの切り出し」で、給与支給実績データを選択 
  し、対象期間:4月の支給日となるよう選択します。
 ②[F8項目選択]で、「控除項目」タブの雇用保険料と、「その他」タブの労働保険賃金
  敬を選択して切り出しします。
 ③切り出したデータをExcelで加工して、雇用保険料の差額を求めます。
  1)労働保険賃金計×旧保険料率
  2)雇用保険料
  1)-2)=次回の支給で雇用保険料に加算する金額

(2) 求めた差額を社員から控除する方法
  次の手順で、次回(5月支給)の給与において、上記1.で求めた差額を加算した金額
  を直接入力します。
 ①一度、給与計算をします。
 ②自動計算された「雇用保険」の金額を確認します。この金額に差額を加算した金額を控
  えておきます。
 ③計算結果の確認画面で[F1 修正]ボタンをクリックします。
 ④[入力定義]をクリックし、「雇用保険」欄の「入力」にチェックを付け、[定義終了]を
  クリックします。
 ⑤「雇用保険」欄に上記②で控えておいた金額を入力します。
このQ&Aは役立ちましたか?