以下のいずれかの方法になります。
方法1:「項目属性:比例」の支給項目を2つ追加する方法
方法2:「支給項目1」を「項目属性:比例」に変更+「項目属性:比例」の支給項目を
1つ追加する方法
方法3:「支給項目1」の「項目属性:時給」の単価を変更+「項目属性:比例」の支給
項目を1つ追加する方法
1.「項目属性:比例」の支給項目を2つ追加する方法
(1) 「会社情報」タブ-「9 給与体系情報」で[修正]ボタンをクリックした後、[勤怠支給
控除項目の設定へ]ボタンをクリックします。
(2) 変更前の時給単価で計算するための項目を作成します。
(3) 支給項目が未登録の項目をクリックします。
(4) 項目名に任意の項目名(例:変更前など)を入力します。項目属性は「比例」にしま
す。
(5) 時給単価が社員ごとに異なる場合は、「単価」欄は任意の金額を入力します。
(6) 数量の入力区分は「時間」にします。
(7) 上記 (3)~(6)の作業を繰り返して、変更後の時給単価で計算するための項目を作成
します。
(8) 「社員情報」タブ-「1 社員情報の確認・修正」-「支給額等」タブの上記(2)~(7)で
作成した項目に、各社員の変更前、変更後の時給単価をそれぞれ入力します。
(9) 給与計算の際は、「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で[F4 入力開始]をク
リックし、[支給へ]のボタンをクリックします。
上記(2)~(7)で作成した変更前、変更後の時給単価の支給項目に、それぞれ勤務した時
間数を入力します。
(10)給与支払明細書の勤怠状況欄に変更前、変更後の合計の出勤時間を載せる場合は、
以下の手順になります。
①「社員情報」タブ-「1 社員情報の確認・修正」-「支給額等」タブで、
「支給項目1」の単価を全社員0円にします。
※「支給項目1」の単価を0円にしないと、②で出勤時間を入力した時に登録して
ある単価で給与計算が行われます。
②「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で[勤怠へ]のボタンをクリックし、
「出勤時間」欄に変更前、変更後の合計の出勤時間を入力します。
2.「支給項目1」を「項目属性:比例」に変更+「項目属性:比例」の支給項目を1つ
追加する方法
(1) 「会社情報」タブ-「9 給与体系情報」で[修正]ボタンをクリックした後、[勤怠支給
控除項目の設定へ]ボタンをクリックします。
(2) 「支給項目1」をクリックします。
(3) 項目属性を一時的に「比例」に変更します。
(5) 時給単価が社員ごとに異なる場合は、「単価」欄は任意の金額を入力します。
(6) 数量の入力区分は「時間」にします。
(7) 支給項目が未登録の項目をクリックします。
(8) 項目名に任意の項目名(例:変更後など)を入力します。項目属性は「比例」に
します。
(9) 上記(5)~(6)の作業を繰り返して、変更後の時給単価で計算するための項目を
作成します。
(10)「社員情報」タブ-「1 社員情報の確認・修正」-「支給額等」タブの
「支給項目1」には変更前の時給単価を、上記(7)~(9)で作成した項目には
変更後の時給単価を、それぞれ社員ごとに入力します。
(11)給与計算の際は、「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で[F4 入力開始]
を押下し、[支給へ]のボタンを押下します。
「支給項目1」と上記(7)~(9)で作成した変更前、変更後の時給単価の支給項目
に、それぞれ勤務した時間数を入力します。
(12)給与支払明細書の勤怠状況欄に変更前、変更後の合計の出勤時間を載せる場合
は、「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で[勤怠へ]のボタンをクリック
し、「出勤時間」欄に変更前、変更後の合計の出勤時間を入力します。
(13)該当月の給与計算が終わったら、 「支給項目1」の項目属性を「時給」に戻します。
3.「支給項目1」の「項目属性:時給」の単価を変更+「項目属性:比例」の支給項目
を1つ追加する方法
(1) 「会社情報」タブ-「9 給与体系情報」で[修正]ボタンをクリックした後、[勤怠支給
控除項目の設定へ]ボタンをクリックします。
(2) 変更前の時給単価で計算するための項目を作成します。
(3) 支給項目が未登録の項目をクリックします。
(4) 項目名に任意の項目名(例:変更前など)を入力します。項目属性は「比例」に
します。
(5) 時給単価が社員ごとに異なる場合は、「単価」欄は任意の金額を入力
します。
(6) 数量の入力区分は「時間」にします。
(7) 「社員情報」タブ-「1 社員情報の確認・修正」-「支給額等」タブの
上記(2)~(6)で修正、作成した項目に変更前の時給単価を登録します。
また、「支給項目1」の時給単価を変更後の時給単価に修正します。
(8) 給与計算の際は、「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で
[F4 入力開始]をクリックし、[支給へ]のボタンをクリックします。
上記(2)~(6)で作成した変更前の時給単価の支給項目には変更前の時給
単価で計算すべき出勤時間を入力します。
(9) 「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で[勤怠へ]のボタンをクリックし、
「出勤時間」欄に変更後の時給単価で計算すべき出勤時間を入力します。
※ご注意
給与支払明細書の勤怠状況欄の「出勤」欄には、変更後の時給単価で計算
すべき出勤時間のみが表示されます。