以下の手順で設定してください。
詳細な設定手順については、「年次有給休暇の付与・繰越機能マニュアル」の
「Ⅱ.入社日に応じて有休を付与する場合」をご参照ください。
1.「有休・代替休」タブの設定
会社情報タブ「1 基本情報」の「有休・代替休」タブを表示します。
(1) 付与(繰越)機能の利用
「付与・繰越する」を選択します。
(2) 付与(繰越)方法
「入社日に応じて社員ごとに」を選択します。
2.有休付与パターンの登録
[有休付与パターンの登録]から有休付与パターンを会社の規定に基づき登録します。
なお、あらかじめ登録された標準付与パターンを利用することもできます。
新規登録する場合は、[登録]をクリックします。標準付与パターンを編集して利用する
場合は、該当の行をダブルクリックします。
(1) 「付与方法」タブの設定
会社の規定に基づき各項目を設定します。
①付与(繰越)方法(初期値:入社日に応じて社員ごとに)
上記1の(2)で設定した内容を初期表示します。
②入社初年度の付与
1)入社時の付与(初期値:付与しない)
※新入社員を登録後、給与開始処理を実行した際に、上記の設定内容に基づき付与
します。
2)初年度の付与(初期値:あり、期間「6か月」)
3)入社初年度の付与分の消滅(初期値:あり(2年))
※標準の有休付与パターンは「あり(次々回付与時)」が初期値です。
③勤怠締日
1)給与の月分(初期値:当月)
2)締日(初期値:会社情報の「給与の設定等のタブ」で登録した給与締日)
(2) 「付与日数表」タブの設定

※上記は、有休付与パターンを新規登録する場合の画面です。
勤続期間に対応した付与日数を設定します。
なお、上記(1)の②で、入社時の付与を「付与する」と設定している場合は、
当画面で入社時の付与日数を設定します。
(3) 「対象の給与体系」タブの設定
利用する給与体系を選択し、有休付与パターンと紐づけします。
なお、紐づけした給与体系に属する社員のうち、特定の社員のみ有休付与パターン
が異なる場合は、社員情報(「税額表等」タブ)で個人ごとに設定してください。
3.設定内容の確認及び有休残日数の登録
「有休・代替休」タブで、[社員の有休付与の設定]をクリックします。
(1) 「有休付与パターン・次回付与日数」タブで、「有休付与パターン」「有休付与起算日」
「次回付与月」「次回付与日数」を社員ごとに確認します。
(2) 「有休残」タブに切り替えて、「当月月初有休残」等の登録状況を確認します。
有休残日数等が登録されていない場合は、対象社員をダブルクリック後、[F5修正]を
クリックして登録します。
<利用開始時のご注意>
1.有休付与に関する設定は給与の月次更新までに完了してください。
月次更新後の処理年月(支給対象月)が有休の付与月である場合に、有休の付与・繰越が
行われます。
2.入社時の付与を「付与する」と設定している場合、すでに給与開始処理を実行した
新入社員には付与されません。