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  整理番号:0093708
更 新 日:2024/10/08
テーマ 操作方法
質問
 有給休暇(日数)の付与(繰越)機能を利用するための設定はどのようにすれば
よいでしょうか?
回答
 設定方法の概要は、以下のとおりです。
 設定箇所は、会社情報タブの「1.基本情報」の「有休・代替休」タブとなります。
 なお、詳細につきましては、こちらのマニュアルで確認できます。

1.付与(繰越)機能の利用
(1) 付与・繰越する
  システムで自動付与・繰越します。
(2) 繰越のみする
  システムで自動繰越のみします。
(3) 付与・繰越しない
  システムでは何も行いません。

2.付与(繰越)方法
(1) 入社日に応じて社員ごとに
  社員の入社日に応じて付与(繰越)します。
(2) 基準月XX月に一斉に
  設定された基準月に応じて付与(繰越)します。

3.上記1及び2の組み合わせにより利用パターンは、以下のとおりとなります。
  パターン 付与・繰越機能の利用 付与(繰越)方法
  P1   付与・繰越する    入社日に応じて社員ごとに
  P2   付与・繰越する    基準月XX月に一斉に
  P3   繰越のみする     基準月XX月に一斉に
  P4   付与・繰越しない   -

  ※1 P1及びP2の場合、有休付与パターンの登録及び社員への紐づけが必要です。
  ※2 P3(繰越のみする)の場合、「入社日に応じて社員ごとに」は設定
     できません。

4.付与月到来時の有休残日数(当年分及び繰越分)の更新方法
  上記3の利用パターンに応じてシステムでは、以下のとおり有給休暇(日数)を
  自動更新します。
(1) P1:「付与・繰越する」&「入社日に応じて社員ごとに」の場合
  「次回付与月」及び「次回付与日数」が、社員ごとに決定されます。
  「次回付与月」と同一の支給対象月へ月次更新(年次更新)するタイミングで、
  有休残日数(当年分)を有休残日数(繰越分)へ移動し、「次回付与日数」を
  有休残日数(当年分)へ更新します。
(2) P2:「付与・繰越する」&「基準月XX月に一斉に」の場合
  「次回付与月(基準月)」と「次回付与日数」が、社員ごとに決定されます。
  「次回付与月(基準月)」と同一の支給対象月へ月次更新(年次更新)する
  タイミングで、有休残日数(当年分)を有休残日数(繰越分)へ移動し、
  「次回付与日数」を有休残日数(当年分)へ更新します。
(3) P3:「繰越のみする」&「基準月XX月に一斉に」の場合
  「基準月」と同一の支給対象月へ月次更新(年次更新)するタイミングで、
  有休残日数(当年分)を有休残日数(繰越分)へ移動し、有休残日数(当年分)を空欄
  とします。
  なお、空欄となった有休残日数(当年分)は、個別に入力します。
(4) P4:「付与・繰越しない」の場合
  システムでは何も行いません。
  有休残日数(当年分及び繰越分)は、個別に修正します。

5.有給休暇(日数)の取得時の消化方法
  勤怠画面で「有休日数」を入力すると、「有休の消化順」の設定により、以下のとおり
  有休残日数を自動計算します。自動計算前後の内容は、勤怠画面で確認できます。
  ※上記3の利用パターンに関係なく行います。
(1) 前年繰越分から消化
  有休残日数(繰越分)から「有休日数」を減算します。
  なお、有休残日数(繰越分)から減算できない場合は、有休残日数(当年分)から減算
  します。
(2) 当年付与分から消化
  有休残日数(当年分)から「有休日数」を減算します。
  なお、有休残日数(当年分)から減算できない場合は、有休残日数(繰越分)から減算
  します。
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