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  整理番号:0050551
更 新 日:2019/03/20
テーマ 製品紹介
質問  「他社システムからの仕訳の読込」において、複合仕訳のデータ連携はできますか?
回答 1.複合仕訳をデータ連携させることは可能です。手順は次の通りです。
(1) 「データ連携」タブのメニュー「32 ファイルレイアウト設定」の[1.基本情報]を
 選択します。
(2) 画面上部の[受入レイアウト]ボタンをクリックし、「ファイル受入レイアウトの選択」欄で、
 「レイアウト2(複合仕訳形式)」を選択します。詳細なレイアウトにつきましては、シ
 ステム解説書の巻末資料をご参照ください。

2.なお、レイアウト2を使用して読み込んだ場合、仕訳データの読込時に、下記の例の通
 り、諸口勘定を使用して単純仕訳へ自動分解されます。また、読込後に問合せ画面から伝
 票画面までドリルダウンした場合は、複合仕訳入力画面が表示されます(FX4クラウド
 の複合仕訳入力機能を利用して入力した取引と同様の扱いとなります)。
=【例】=====================================
[読み込んだ仕訳]
 買掛金   20,000 | 当座預金  30,000
 未払金   10,000 |

[単純仕訳に分解後の仕訳]
①買掛金   20,000 | 資金外諸口 20,000
②未払金   10,000 | 資金外諸口 10,000
③資金外諸口 30,000 | 当座預金  30,000
=========================================

3.上記の通り、諸口勘定を利用した単純仕訳に自動分解した上で読み込みます。このため、
 「会社情報」タブのメニュー「2経理情報」で、諸口勘定に次の条件のすべてに合致する科
 目が登録されている必要があります。資金管理を行っている場合(システム情報の「5.
 資金管理」にチェックをしている場合)は、資金諸口、資金外諸口の両方に、資金管理し
 ていない場合は、資金諸口、資金外諸口どちらか一方に科目を登録する必要があります。
(1) 資金諸口
 ・貸借対照表科目
 ・消費税が「発生しない」科目(消費税属性がB)
 ・資金定義「する」としている科目
 ・口座別管理「しない」科目
 ・取引先別管理「しない」科目
 ・部門別管理「しない」科目
 ・経営分析属性が「現金」「流動性預金」以外の科目
 ・内訳管理「しない」科目
(2) 資金外諸口
 ・貸借対照表科目
 ・消費税が「発生しない」科目(消費税属性がB)
 ・資金定義「しない」としている科目
 ・口座別管理「しない」科目
 ・取引先別管理「しない」科目
 ・部門別管理「しない」科目
 ・内訳管理「しない」科目

4.単純仕訳に分解する際に使用する諸口勘定は次の通りとなります。
(1) 資金管理を行っている場合
  貸借科目がすべて資金外科目の場合は、登録されている資金外諸口勘定を使用します。
  貸借科目に資金科目が存在する場合は、登録されている資金諸口勘定を使用します。
(2) 資金管理を行っていない場合
  資金外諸口科目が登録されている場合は資金外諸口科目を使用します。登録されてい
 ない場合は資金諸口科目を使用します。
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