考えられる原因と対処方法は、次の通りです。
1.部門内訳金額の入力が必要な仕訳であるのに、部門数が0と設定されている。
[対処方法]
正しい部門数(1~999)を設定してください。
2.「部門明細数」に 2~999 を設定しているにもかかわらず、部門明細ファイル(.CLS)が
同一フォルダに存在していない。
[対処方法]
仕訳明細ファイル(.SLP)ファイルと同一フォルダに部門明細ファイル(.CLS)ファイルを
配置してください。
なお、部門明細ファイルのファイル名は拡張子を除き、仕訳明細ファイルと同一のもの
としてください。
(例)拡張子の左側の名称を同じにしてください。
売上日計.SLP … 仕訳明細ファイル
売上日計.CLS … 部門明細ファイル
3.部門明細の実数と部門数とが不一致である。
[対処方法]
仕訳明細ファイル(.SLP)ファイルの部門数と、部門明細ファイル(.CLS)に登録されてい
る部門明細数とを一致させてください。
4.部門明細ファイル(.CLS)内で、1仕訳に 999部門超の部門数を設定している。
[対処方法]
仕訳を複数に分解し、1仕訳が 999部門以下となるように調整してください。
※ご参考1:ファイルの拡張子について
上記では分かりやすくするために、「FX4クラウド標準のレイアウト」の場合の名称で
表記しました。
(例)
仕訳明細ファイル(.SLP)
部門明細ファイル(.CLS)
なお、「仕訳読込テンプレート」を利用する場合は、以下のメニューで拡張子名を任意に
指定できます。実際の設定内容に応じて、適宜、読み替えてください。
①「仕訳連携」タブの「32 ファイルレイアウトの設定」を選択します。
②「業務システム」の一覧から処理対象のシステムを選択します。
③「1 基本情報」を選択します。
④「ファイル拡張子」欄において、以下、指定が可能です。
「仕訳明細ファイルの拡張子」
「部門明細ファイルを使用する(拡張子)」
※ご参考2:データ1行から計上する仕訳数が「2」以上の場合
「仕訳連携」タブの「32 ファイルレイアウトの設定」において、「2 仕訳読込テンプレー
トの設定」を選択すると、上部に表示されているタブが、指定された仕訳数分、表示され
ます。すべてのタブにおいて、エラーの原因の有無を確認してください。
※参考Q&A
「エラー:補助コードエラー(借)、補助コードエラー(貸)」
「エラー:取引先コードエラー」
「エラー:部門コードエラー」
「エラー:収支区分エラー」
「エラー:取引内容エラー」
「エラー:連動していないシステムからの自動仕訳です。」
「エラー:指定されたファイルは仕訳データではありません。」