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支払管理
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質問
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振込手数料が先方負担の場合、振込依頼書・支払仕訳の計上では、どのように処理されま すか?
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回答
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1.総合振込依頼書 支払予定額から振込手数料を引いた額が振込依頼額となります。
2.支払仕訳 手数料の仕訳は計上されません。
(ご参考) 支払予定額に対する振込手数料と振込依頼額に対する振込手数料とに差額が発生した場 合、振込手数料のの計算方法について、次の3つから選択することが可能です。 [例] 支払金額 10,200円 手数料テーブル 振込金額 0円~10,000円未満 振込手数料 105円 10,000円~ 315円 この例で、手数料を先方が負担する場合、10,000円に対する手数料は315円で合計10,315 円となり、9,999円に対する手数料は105円で合計10,104円となるため、10,200円ちょうどと なる振り込みをすることができません。 「振込手数料の計算方法」では、このような場合の振り込み金額の計算方法を指定します。 (1) 据置型 支払金額10,000円から10,200円に対する手数料315円を引いた金額9,885円を振込金額と します。この場合の振込料は105円となるため、合計9,990円と10,200円の差額は、支払を 繰り延べるか、雑益とすることになります。 (2) 未満手数料加算型 手数料105円で振り込むことができる上限の金額である9,999円を振込金額とします。合 計10,104円と10,200円との差額96円は、支払を繰り延べるか、雑益とすることになりま す。 (3) 以上手数料加算型 手数料315円で振り込むことができる下限の金額である10,000円を振込金額とします。 合計10,315円と10,200円との差額115円は、当方が負担することになります。
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