FX4クラウド
Q&Aコーナー
  整理番号:0077714
更 新 日:2019/03/18
テーマ 操作方法
質問  経営分析報告書でたな卸高の固変分解が正しく行われていません。なぜでしょうか?
回答 1.「会社情報」タブのメニュー「3 システム情報」の「たな卸高・他勘定振替高の固変分
 解」を「総製造費用中の変動費割合で固変分解する」と設定した場合、変動損益計算書の
 たな卸高が固定費と変動費に自動で按分されます。

2.ただし、固変分解はFX4クラウドで入力した以下の仕訳の集計値に、按分率を乗じる
 ことにより行われます。このため、FX4クラウドを「他社システムからの移行」で立ち
 上げた場合(注)、過年度分については固変分解されません。ご了承ください。
(1) 期首たな卸高に関する仕訳
 ①売上原価(期首たな卸高)/たな卸資産(製品)
 ②売上原価(期首たな卸高)/たな卸資産(半製品)
 ③仕掛品等(期首仕掛品たな卸高)/たな卸資産(仕掛品)
(2) 期末たな卸高に関する仕訳
 ①たな卸資産(製品)/売上原価(期末たな卸高)
 ②たな卸資産(半製品)/売上原価(期末たな卸高)
 ③たな卸資産(仕掛品)/仕掛品等(期末仕掛品たな卸高)
 (注)「直接過去残高を登録する」とした場合は過年度に上記仕訳がないため。また、「過
   去仕訳の読込により過去残高を自動計算する」とした場合は、複合仕訳として、諸口
   勘定を使った単純仕訳に分解されることにより、上記仕訳と別仕訳として認識される
   ため

3.対象となる帳表は次の通りです。
(1) 10期比較変動損益計算書
(2) 10期比較変動損益計算書グラフ
(3) 10期比較売上高推移グラフ
(4) 10期比較経営分析表
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