1.「仕訳の承認」機能では、次のことができます。
(1) 一度承認された仕訳は、オペレーターが仕訳の訂正・削除を行うことができません。
承認権者が[承認取消]を行った後にオペレーターが仕訳の訂正・削除を行うか、
承認権者自身で仕訳の訂正・削除を直接行っていただきます。
(2) 未承認仕訳がある間は、該当月の月次更新処理を先に進めることができません。
2.「仕訳の承認」機能を利用する場合は、次の手順で設定を行ってください。
(1) 利用開始の設定
①「会社情報」タブのメニュー「3 システム情報」の「システム情報2」タブを選択し
ます。
②「2 仕訳の承認」の「仕訳の承認機能を利用する」にチェックを付けて更新します。
【「システム情報2」タブ】
(2) 承認権者・非承認者の設定
①「会社情報」タブのメニュー「11 業務範囲の設計」を選択します。
②各「業務範囲」ごとに、「メニューごとの権限」で「61 仕訳の承認」にチェックを
付ける・外すの指定を行います。
なお、チェックを付けて「61 仕訳の承認」メニューを利用できるユーザが承認権者
となり、「61 仕訳の承認」メニューを利用できないユーザが非承認者となります。
【「業務範囲の設計」画面】
(3) 仕訳の承認・初期表示の設定
①「会社情報」タブのメニュー「14 仕訳の承認表示設定」を選択します。
②上述「2」で「61 仕訳の承認」メニューを利用可能としたユーザが、「仕訳承認可
能ユーザ」欄に表示されます。どのユーザが入力した仕訳を初期表示させるか?を
[追加↓]ボタンで、「選択可能ユーザ」→「初期表示ユーザ」に移動して設定し
ます。
なお、初期表示ユーザの指定がなければ、全仕訳を初期表示します。
【「仕訳の承認表示設定」画面】
〔ご参考Q&A〕
◇
「複数の仕訳をまとめて承認する方法」
◇
「仕訳の承認」機能で承認済みの仕訳を訂正する方法」
◇
「仕訳承認の対象が表示されない場合の対処方法」
◇
「未承認の仕訳があるため、月次決算を行えません。」というメッセージの対処方法」