振込依頼済みにする前の「依頼予定データ」の内容は、支払予定の確定・承認を解除する
ことで訂正できますが、一度、振込依頼済みにした「振込済データ」の内容は訂正できませ
ん。
お手数ですが、以下の手順で再登録してください。
1.「16 支払仕訳の計上」で、支払仕訳の計上を[取消]します。
仕訳計上済みの場合は、「日常業務」タブの「41 仕訳帳」等から削除します。
2.今回振込分の支払予定について、支払管理科目分は「3 開始時:支払予定額の登録」で、
支払管理科目以外は「6 随時支払の登録」で、全振込データを再登録します。
3.「13 支払額の確定処理」「14 出納承認処理」「15 IB/FB振込用データ作成」の順に
作業を行い、振込ファイルを再作成します。
4.必要に応じて、「16 支払仕訳の計上」で、支払仕訳を計上します。
【「IB/FB振込用データ作成」画面-「振込済データ」タブ】
※ご参考1:「振込済データ」で訂正可能な情報
「依頼済みデータ」であっても、以下の情報は訂正して再作成が可能です。
1.「会社情報」タブの「40 自社銀行口座情報」 で振込元口座を選択し、「総合振込」タ
ブにある[全銀フォーマット情報][振込手数料情報]
〔ご参考Q&A〕
「振込データ」のフォーマット
総合振込に使用する金融機関の振込手数料の登録・修正方法
※ご参考2:「振込済データ」に移動するタイミング
「IB/FB振込用データ作成」画面-「振込予定データ」タブにおいて、振込データを
選択し、[総合振込依頼書印刷]もしくは[FB・IB振込用データ作成]の処理を行うと、
最後に、「警告/当振込データを振込済としますか? 依頼済にした場合、金額等の変更は
できなくなります」と表示されます。
[はい(Y)] ボタンを押下すると、「依頼済データ」タブに移動します。
[いいえ(N)] ボタンを押下すると、「振込予定データ」タブに残ります。
金融機関から、振込完了の通知が来るまでの間、「振込済データ」にせず、「振込予定デー
タ」に残しておき、完了の通知後に、[FB・IB振込用データ作成] を処理して「依頼済
みデータ」に移動する運用を行うことで、訂正が発生した場合に、柔軟に対応することがで
きます。なお、後から作成した振込ファイルは破棄してください。
【警告メッセージ「当振込データを振込済としますか?」】
※ご参考3:確定・承認の各画面での金額表示について
支払予定の再登録により、確定・承認の画面に表示される支払予定額は倍額になります。
そのまま、確定・承認の作業を行い、「15 IB/FB振込用 データ作成」 を選択すると、新
たに「振込予定データ」が作成され、1回目の「依頼済データ」分の金額が差し引かれた金
額となります。