PX2
Q&Aコーナー
  整理番号:0094540
更 新 日:2025/05/14
テーマ 操作方法
質問
「会社情報」タブ-「9 給与体系情報」の[勤怠支給控除項目の設定へ]で「支給項目1」
に項目属性が時給の支給項目を設定しています。
 時給単価が月の途中で変更となります。
 この場合の処理方法はどうすればいいでしょうか?
回答
 以下のいずれかの方法になります。
 表のメリット・デメリットをご参照のうえ、実施する方法を選択してください。

方法1:「項目属性:比例」の支給項目を2つ追加する方法
方法2:「支給項目1」を「項目属性:比例」に変更+「項目属性:比例」の支給項目を
    1つ追加する方法
方法3:「支給項目1」の「項目属性:時給」の単価を変更+「項目属性:比例」の支給
    項目を1つ追加する方法

参考資料1

1.「項目属性:比例」の支給項目を2つ追加する方法
(1) 「会社情報」タブ-「9 給与体系情報」で[修正]ボタンをクリックした後、[勤怠支給
  控除項目の設定へ]ボタンをクリックします。
(2) 変更前の時給単価で計算するための項目を作成します。
(3) 支給項目が未登録の項目をクリックします。
(4) 項目名に任意の項目名(例:変更前など)を入力します。項目属性は「比例」にします。
(5) 時給単価が社員ごとに異なる場合は、「単価」欄は任意の金額を入力します。
(6) 数量の入力区分は「時間」にします。
(7) 上記 (3)~(6)の作業を繰り返して、変更後の時給単価で計算するための項目を作成し
  ます。
(8) 「社員情報」タブ-「1 社員情報の確認・修正」-「支給額等」タブの上記(2)~(7)で
  作成した項目に、各社員の変更前、変更後の時給単価をそれぞれ入力します。
(9) 給与計算の際は、「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で[F4 入力開始]をク
  リックし、[支給へ]のボタンをクリックします。
  上記(2)~(7)で作成した変更前、変更後の時給単価の支給項目に、それぞれ勤務した時
  間数を入力します。
(10)給与支払明細書の勤怠状況欄に変更前、変更後の合計の出勤時間を載せる場合は、以下
  の手順になります。
 ①「社員情報」タブ-「1 社員情報の確認・修正」-「支給額等」タブで、「支給項目
  1」の単価を全社員0円にします。
  ※「支給項目1」の単価を0円にしないと、②で出勤時間を入力した時に登録してある
   単価で給与計算が行われます。
 ②「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で[勤怠へ]のボタンをクリックし、
  「出勤時間」欄に変更前、変更後の合計の出勤時間を入力します。

2.「支給項目1」を「項目属性:比例」に変更+「項目属性:比例」の支給項目を1つ
 追加する方法
(1) 「会社情報」タブ-「9 給与体系情報」で[修正]ボタンをクリックした後、[勤怠支給
  控除項目の設定へ]ボタンをクリックします。
(2) 「支給項目1」をクリックします。
(3) 項目属性を一時的に「比例」に変更します。
(5) 時給単価が社員ごとに異なる場合は、「単価」欄は任意の金額を入力します。
(6) 数量の入力区分は「時間」にします。
(7) 支給項目が未登録の項目をクリックします。
(8) 項目名に任意の項目名(例:変更後など)を入力します。項目属性は「比例」にします。
(9) 上記(5)~(6)の作業を繰り返して、変更後の時給単価で計算するための項目を作成しま
  す。
(10)「社員情報」タブ-「1 社員情報の確認・修正」-「支給額等」タブの「支給項目1」
  には変更前の時給単価を、上記(7)~(9)で作成した項目には変更後の時給単価を、それ
  ぞれ社員ごとに入力します。
(11)給与計算の際は、「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で[F4 入力開始]を押
  下し、[支給へ]のボタンを押下します。
  「支給項目1」と上記(7)~(9)で作成した変更前、変更後の時給単価の支給項目に、そ
  れぞれ勤務した時間数を入力します。
(12)給与支払明細書の勤怠状況欄に変更前、変更後の合計の出勤時間を載せる場合は、
  「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で[勤怠へ]のボタンをクリックし、
  「出勤時間」欄に変更前、変更後の合計の出勤時間を入力します。
(13)該当月の給与計算が終わったら、 「支給項目1」の項目属性を「時給」に戻します。

3.「支給項目1」の「項目属性:時給」の単価を変更+「項目属性:比例」の支給項目を
 1つ追加する方法
(1) 「会社情報」タブ-「9 給与体系情報」で[修正]ボタンをクリックした後、[勤怠支給
  控除項目の設定へ]ボタンをクリックします。
(2) 変更前の時給単価で計算するための項目を作成します。
(3) 支給項目が未登録の項目をクリックします。
(4) 項目名に任意の項目名(例:変更前など)を入力します。項目属性は「比例」にします。
(5) 時給単価が社員ごとに異なる場合は、「単価」欄は任意の金額を入力します。
(6) 数量の入力区分は「時間」にします。
(7) 「社員情報」タブ-「1 社員情報の確認・修正」-「支給額等」タブの上記(2)~(6)
  で修正、作成した項目に変更前の時給単価を登録します。
  また、「支給項目1」の時給単価を変更後の時給単価に修正します。
(8) 給与計算の際は、「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で[F4 入力開始]を
  クリックし、[支給へ]のボタンをクリックします。
  上記(2)~(6)で作成した変更前の時給単価の支給項目には変更前の時給単価で計算す
  べき出勤時間を入力します。
(9) 「給与」タブ-「11 社員別データ入力・計算」で[勤怠へ]のボタンをクリックし、
  「出勤時間」欄に変更後の時給単価で計算すべき出勤時間を入力します。
  ※ご注意
   給与支払明細書の勤怠状況欄の「出勤」欄には、変更後の時給単価で計算すべき出
   勤時間のみが表示されます。
このQ&Aは役立ちましたか?