SX2
Q&Aコーナー
  整理番号:0106410
更 新 日:2024/04/04
テーマ 計算式と出力結果
質問 「常に内税で取引する」商品(以下、「内税固定商品」)を含む売上伝票の消費税額の計算
方法を教えてください。
回答 取引年月日(納品日)が令和5年10月1日以降の場合、売上伝票の消費税転嫁方式に従い、
消費税額を次のとおり計算します。

1.消費税転嫁方式が「外税納品時転嫁」の場合
  内税固定商品の取引金額(税込み)を一旦税抜き化し、他の商品の税抜き金額と合計し
 たうえで消費税額を計算します。

2.消費税転嫁方式が「内税転嫁」の場合
  内税固定商品の取引金額(税込み)と他の商品の税込み金額を合計したうえで消費税額
 を計算します。

3.消費税転嫁方式が「外税請求時一括転嫁」の場合
  明細単位で計算した消費税額を合計します。当金額は参考情報であり、正しい消費税額
 は請求書発行時に計算します(請求書未発行の売上伝票のうち、請求期間に含まれる全て
 の売上伝票に基づき、消費税額を計算します)。
※複数税率の場合は、税率ごとに消費税額を計算します。

(ご参考)内税固定商品の消費税額の計算方法を変更した経緯
 [2023年06月版]よりも前のSXの場合、内税固定商品については、商品マスターの「消費
税等」に基づき、明細単位で消費税額を計算していました。しかしながら、インボイス制度
では、「一の適格請求書につき、税率ごとに1回の端数処理」を行う必要があります。この
ため、取引年月日(納品日)が令和5年10月1日以降の場合、消費税額の計算方法を上記
のとおり変更しました。
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