取引入力時、事前に登録した取引内容を選択すると、「課税区分」及び「税率」が初期表
示されます。取引内容から「課税区分」及び「税率」を入力できるため、これらの入力項目
の入力誤りの防止に役立ちます。
特に、TKCシステムに慣れていない経理担当者は、「課税区分」の選択に悩むことが
あるため有効です。また、軽減税率の導入に伴い、会議費等のように同一科目でも取引内容
によって「税率」が異なる取引が発生するため、このような取引を入力する場合にも有効で
す。
当機能の利用方法は、次のとおりです。
1.「システム情報」メニューのシステム情報5タブの「22.科目別課税区分一覧」の
チェックを外します(こちらの設定は、監査担当者にご相談ください)。
2.次のいずれかのメニューで、科目別課税区分一覧を「利用する」に設定します。
(1) 「科目別課税区分一覧」メニュー
(2) 「入力制御情報」メニュー
(3) 「ユーザ名情報」メニュー(パスワード管理する場合のみ)
3.「科目別課税区分一覧」メニューで、発生する取引内容を科目別に登録します。この
とき、「課税区分」及び「税率」を設定します。「複写」列にチェックを入れると、
元帳摘要に取引内容が複写されるため、便利です。
