FX2(.NET版)【運用編】
Q&Aコーナー
  整理番号:0096949
更 新 日:2023/06/30
テーマ TKCエラー
質問  「日常業務」タブの「9 他社システム自動仕訳の読込」で、作成した仕訳ファイル(ネッ
トレジの仕訳)を読込すると以下のエラーが表示されます。どうすれば良いでしょうか?

 エラー:更新できない不完全な仕訳があります。再度データを作成してください。
                         [エラーコード:0639]
回答  仕訳の完成度に以下のエラーが表示されている仕訳が1つでもある場合は、読込不可です。
 仕訳ファイルの再作成を行ってください。

1.年月日エラー
  取引年月日が正しい日付ではない
  例)20191233(令和1年12月33日等)
2.将来の日付エラー
  取引年月日が「本日の日付」を超えている
3.年月日範囲エラー
  取引年月日が入力可能範囲の処理月に該当しない
  例)決算月が3月の場合(本日の日付は(1)(2)では6月30日、(3)では7月31日)
(1) 2月まで月次決算済みで「システム情報」の「前月追加計上の仕訳の入力制御」
  を「禁止しない」としている場合、2月~6月分の取引年月日が読み込み可能
(2) 3月まで月次決算済みで「システム情報」の「前月追加計上の仕訳の入力制御」
  を「禁止する」としている場合、4月~6月分の取引年月日が読み込み可能
(3) 4月まで月次決算済みで「システム情報」の「前月追加計上の仕訳の入力制御」
  を「禁止しない」としている場合、4月~7月分の取引年月日が読み込み可能
4.税率エラー
(1) 消費税情報の税率に設定していない税率を読み込んだ場合
(2) 消費税率が必要な課税区分で消費税率が0%の場合
  ※[1][11][12][5][51][52][53][55][57][58][6][61][62][63][65][67][68][7][71][72]
   [73][75][77][78]
(3) 税率と軽減対象取引区分の組み合わせで該当する税率が存在しない場合
  例)税率テーブルの「軽減税率」に「8.0%」が登録されている場合
   税率「500」 、軽減対象取引区分「1」
5.課税区分エラー
(1) 消費税申告書自動作成区分で「自動作成する」と設定した場合で、課税区分が入ってい
 ない場合
(2) 課税区分が課税区分一覧に存在しない場合
6.取引区分エラー
(1) 仕訳の貸借科目で入力不可能な課税区分が入っている場合
  ※課税区分'1 '(課税売上)で「(借方)現金(貸方)売掛金」等の仕訳
7.事業区分エラー
  事業区分が必要な仕訳で消費税情報の事業区分の内容に合致しない事業区分が入ってい
 る仕訳
8.勘定科目エラー(借・貸)
(1) 存在しない科目コードが入っている仕訳
(2) 製造原価科目を「利用しない」と設定している場合で、製造原価科目が貸借のいずれか
 にセットされている仕訳
9.補助コードエラー(借・貸)
(1) 口座別管理する科目で補助コードが入っていない場合
(2) 口座別管理する科目でセットされている補助コードが存在しない場合
10.取引先コードエラー
(1) 貸借いずれかに取引先別管理を行う科目がセットされているにもかかわらず、取引先コ
 ードが0の場合
(2) 貸借いずれかに取引先別管理を行う科目がセットされているにもかかわらず、取引先コ
 ードが存在しない場合
11.仕入れ年月日エラー
   設定されているパターンに従い、実際の仕入年月日が入力できない期間、日付等でセ
  ットされている場合
12.資金収支区分エラー
   収支大分類が1~7および収支小分類が1~12の範囲にない場合
13.部門数エラー
(1) 部門内訳金額が必要な取引で部門数が0と入っている仕訳
(2) 1仕訳に60部門以上の部門数が入っている仕訳
(3) 仕訳ファイルと部門ファイルのファイル名が一致していない
 (OK例:仕訳読込.slp・仕訳読込.cls NG例:仕訳.slp・部門.cls)
14.部門コードエラー
(1) 部門内訳金額部に存在しない部門コードが入っている仕訳
(2) 1仕訳の中で部門明細の「レコード番号」が重複している場合
15.部門明細差額エラー
   部門内訳金額の合計が取引金額と一致しない場合(消費税が発生する仕訳の場合は、
  取引金額-消費税金額と部門内訳金額の合計とのチェック)
16.消費税額等エラー
(1) 取引金額、消費税額等の金額に整数以外の値が指定されている場合
(2) 金額の桁あふれ
17.軽減対象取引区分エラー
   軽減対象取引区分が「0」または「1」ではない場合
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