FX2(.NET版)【運用編】
Q&Aコーナー
  整理番号:0047512
更 新 日:2024/01/16
テーマ 操作方法
質問
 A-FILEからFX2への仕訳連動の概要と注意点は?
回答
1.FX2への仕訳連動の概要
(1) メニュー「41 減価償却費(月次決算)」の仕訳について、仕訳連動データを自動で
 作成し、FX2へ連動できます。
  FX2起動時に「本日の日付」を月次の締日以降の日付にすると、「A-FILEか
 ら仕訳が届いています。この仕訳をFX2に登録します。」という旨のメッセージが画
 面上に表示されます。
  なお、当月の仕訳をFX2に連動させなかった場合は、翌月の仕訳計上時に、当月と
 翌月の2ヵ月分の合計で連動します。
 参考資料1

(2) FX2では、A-FILEから連動した仕訳を以下のとおり取り扱います。
 ①訂正は次の項目のみ可能となります。
  伝票番号、証憑書番号、借方科目の補助コード、貸方科目の補助コード、小切手番号、
  取引先名、元帳摘要、実際の仕入れ年月日
 ②削除はできません。取り消す場合は、マイナス伝票を入力します。
(3) メニュー「42 減価償却費(確定決算)」(概算計上の振り戻しも含む)の仕訳は、
 FX2へ連動できません。そのため、当メニューで「仕訳確認リスト」を印刷し、
 FX2またはTPS1000に入力します。

2.注意点
(1) リース取引の仕訳は、以下の条件をすべて満たす場合に作成されます。
 ①「契約日」が平成20年4月1日以後である。
  ※メニュー「17 リース契約の問合せ」-「基本情報」タブで確認できます。
 ②「固定資産コード」「勘定科目コード」が入力されている。
  ※メニュー「17 リース契約の問合せ」-「物件情報」タブで確認できます。
 ③「ファイナンスリース(所有権移転外型)」である。
  ※メニュー「17 リース契約の問合せ」-「リース取引分類判定」タブで確認できま
   す。
 ④メニュー「71 基本情報の登録・修正」-「仕訳情報」で、リース資産の勘定科目に
  対して「勘定科目」が入力されている。
(2) 期中で連動開始する場合、最初の連動仕訳は期首からの累計で作成します。
(3) 連動させた仕訳は「*」が表示されます。
(4) 一括償却資産は、仕訳が作成されません。
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