過去の入力ミスを発見した場合は、発見した時点で修正仕訳を行います。
修正する方法は、今回修正したい伝票がいつ入力されたものであるかによって異なります。
1.月次決算未了伝票の修正方法について
(1) 「月次決算未了伝票」とは、会計事務所監査担当者が月次監査をしていない伝票のこと
をいいます。
(「日常業務」タブの[41 仕訳帳]で仕訳を問い合わせた際に、「月日」の左横に「*」
(アスタリスク)が付いていない伝票を「月次決算未了伝票」といいます。)
(2) 「日常業務」タブの[41 仕訳帳]から今回修正する仕訳を検索し、当該行をダブルクリッ
クして伝票画面を表示します。
(3) [F5 訂正]ボタンをクリックします。
(4) 訂正する項目にカーソルを移動させます。
(カーソルの移動は、エンター・キー該当項目欄まで移動させるか、直接該当項目欄をク
リックして行います。)
(5) 内容の修正を行ってください。
(6) 訂正した仕訳は、訂正前仕訳と訂正後仕訳として電磁的に記録され、「日常業務」タブ
の[56 訂正・加除履歴]で確認できます。
2.月次決算完了伝票の修正方法について
(1) 「月次決算完了伝票」とは、会計事務所監査担当者が月次監査を完了した伝票のことを
いいます。
(「日常業務」タブの[41 仕訳帳]で仕訳を問い合わせた際に、「月日」の左横に「*」
(アスタリスク)が付いている伝票を「月次決算完了伝票」といいます。)
(2) 「日常業務」タブの[41 仕訳帳]から今回修正する仕訳を検索し、当該行をダブルクリッ
クして伝票画面を表示します。
(3) [F5 訂正]ボタンをクリックします。
(4) 画面上に以下のウィンドウが表示されます。
『月次決算後の仕訳です。遡及訂正は不可のため、当伝票をマイナス仕訳で取消し、
続いて訂正後の仕訳を入力します。よろしいですか?』
(5) [はい]をクリックします。
(6) 取引金額が赤文字で表示された逆仕訳(マイナス計上)が表示されます。
(7) 次に、訂正後の仕訳を入力するための伝票画面が表示されます。
(8) 伝票内容を修正してください。
なお、訂正後の仕訳の計上日は、前月(直近の月次決算完了月)および月次決算未了月
内の期間でのみ指定が可能です。
(9) 訂正後の仕訳の計上日を「前月(直近の月次決算完了月)」とした場合に、以下のエラー
がでる場合は、次のQ&Aをご参照ください。
「エラー:この月の入力は、「会計事務所の業務」の設定により禁止されています。入力するためには、~」
(10) 訂正した仕訳は、訂正仕訳と訂正後仕訳として電磁的に記録され、「日常業務」タブ
の[56 訂正・加除履歴]で確認できます。