１．既に入力済みの仕訳を削除したい場合は、「日常業務」タブの[41 仕訳帳]から今回削
除したい仕訳を問合せ、[F6 削除]ボタンをクリックし削除します。
２．削除する方法は、今回削除したい伝票がいつ入力されたものであるかによって異なります。
(1) 月次決算未了伝票の削除方法について
①「月次決算未了伝票」とは、会計事務所監査担当者が月次監査をしていない伝票のこと
をいいます。
（「日常業務」タブの[41 仕訳帳]で仕訳を問い合わせた際に、「月日」の左横に「*」
（アスタリスク）が付いていない伝票を「月次決算未了伝票」といいます。）
②「日常業務」タブの[41 仕訳帳]から今回削除する仕訳を検索し、当該行をダブルクリッ
クして伝票画面を表示します。
③[F6 削除]ボタンをクリックします。
④「削除します。ＯＫですか？」と表示されるので[はい]をクリックします。
⑤削除した仕訳は、削除仕訳として電磁的に記録され、「日常業務」タブの「56 訂正・
加除履歴」で削除仕訳として確認できます。
(2) 月次決算完了伝票の削除方法について
①「月次決算完了伝票」とは、会計事務所監査担当者が月次監査を完了した伝票のことを
いいます。
（「日常業務」タブの[41 仕訳帳]で仕訳を問い合わせた際に、「月日」の左横に「*」
（アスタリスク）が付いている伝票を「月次決算完了伝票」といいます。）
②「日常業務」タブの[41 仕訳帳]から今回削除する仕訳を検索し、当該行をダブルクリッ
クして伝票画面を表示します。
③[F6 削除]ボタンをクリックします。
④画面上に以下のウィンドウが表示されます。
『月次決算後の仕訳です。遡及訂正は不可のため、当伝票をマイナス仕訳で取り消しま
す。よろしいですか？』
⑤[はい]をクリックします。
⑥取引金額が赤文字で表示された逆仕訳（マイナス計上）が表示されます。
⑦「年月日」に誤りを発見した日付を入力し、[ＯＫ]をクリックします。
なお、「年月日」は、前月（直近の月次決算完了月）および月次決算未了月内の期間
でのみ指定が可能です。
⑧訂正後の仕訳の計上日を「前月（直近の月次決算完了日）」とした場合に、以下のエラー
がでる場合は、次のＱ＆Ａをご参照ください。
「エラー：この月の入力は、「会計事務所の業務」の設定により禁止されています。入力するためには、～」
⑨削除した仕訳は、削除仕訳として電磁的に記録され、「日常業務」タブの「56 訂正・
加除 履歴」で確認できます。