以下は、SX2起動時にエラーメッセージが出た場合の対処方法です。
※ピア・ツー・ピア利用で「エラー:会社DBへの接続に失敗しました。」が表示される
場合は、次のQ&Aをご確認ください。
(ピア・ツー・ピア)エラー:会社DBへの接続に失敗しました。
1.セキュリティソフトのチェック
(1) TKCウィルス対策プログラム以外のファイアウォールソフトやウィルス対策ソフト等
のセキュリティソフトをご利用の場合、当該ソフトがSX2の起動を妨げている可能性が
あります。セキュリティソフトの動作を停止した状態でSX2の起動を試してください。
(2) セキュリティソフトにより、SX2が使用しているデータベースエンジン(Firebird)
の動作の許可が必要な場合があります。以下のプログラムの動作を許可するように設定を
変更してください。
①64ビット版のOSの場合
「C:\Program Files (x86)\Firebird\Firebird_1_5\bin\fbserver.exe」
②32ビット版のOSの場合
「C:\Program Files\Firebird\Firebird_1_5\bin\fbserver.exe」
※具体的な設定方法については、各ソフトのヘルプやサポートホームページをご参照くだ
さい。なお、パソコンにインストールされているセキュリティソフトは、「TKCPC
チェッカー」(自計化システムプログラムDVD-ROMに格納)の「チェックリスト」
の「当パソコンの同居プログラムのチェック結果」で確認することができます。
2.その他のアプリケーションのチェック
セキュリティソフト以外のアプリケーションがSX2の起動を妨げている可能性もあり
ます。上記1.で現象を回避できない場合は、パソコンを再起動し、TKCシステム以外
のアプリケーションが起動していない状態で、SX2を起動してください。
なお、スタートアップに登録されている不要なアプリケーションが起動している場合は、
以下のQ&Aを参考に作業を実施してください。
不要なアプリケーション(スタートアップ項目)の常駐停止
3.デモデータ等のチェック
上記2.で現象を回避できない場合は、デモデータや別のSX2のデータで同様の現象
が発生するか確認してください。
(1) デモデータ等で現象が発生する場合
SX2が利用するミドルウェアやファイル等に異常があることが考えられますので、
以下の対処を行ってください。
エラー:データベースエンジンが起動されていません。コンピュータを再起動してください。
(2) デモデータ等で現象が発生しない場合
現象が発生するデータについて、データファイルが物理的に破損しています。
直近の正常な状態で保存されたバックアップデータを復元してください。
なお、会計事務所専用で現象が発生するデータを起動できない場合は、会社を削除・
再登録し、バックアップデータを復元してください。