SX2
Q&Aコーナー
  整理番号:0108151
更 新 日:2024/01/26
テーマ 操作方法
質問  月次更新時に、次のメッセージが表示されます。原因と対処方法を教えてください。

 インボイスとして設定されている納品書(領収書)のうち、当期に発行されていないもの
 があります。
回答 1.原因
  当期期首月から月次更新対象月の間で、未発行のインボイス(納品書、領収書)がある
 場合、当メッセージが表示されます。具体的な条件は、下記3.でご確認いただけます。

2.対処方法
(1) 未発行のインボイスを発行することで、当メッセージは表示されなくなります。
  未発行のインボイスは、次のメニューで一括発行できます。
 ①納品書:「売上・請求」タブ-「納品書(インボイス)発行漏れチェック」メニュー
 ②領収書:「売掛入金」タブ-「領収書(インボイス)発行漏れチェック」メニュー
(2) 通常月の月次更新の場合、そのまま月次更新処理を進めても問題ありません。
(3) 決算月の月次更新(年次更新)の場合、そのまま月次更新(年次更新)処理を進めると、
 当該伝票を発行できなくなります(※)。このため、仮に得意先から当該伝票に関するイン
 ボイスの再提供を求められた場合は、手書き等で別途作成していただく必要があります。
※未発行の納品書・領収書の発行は、当期中のみ可能です。翌期以降は発行済みの納品書・
 領収書に限り、再発行が可能です。

3.(ご参考)未発行のインボイスに該当する条件
  SXでは、次の条件に該当する場合、当該伝票を未発行のインボイスと判断します。

(1) 納品書(次のすべての条件に該当する場合)
 ①納品日が当期期首月~月次更新対象月の期間内である。
 ②納品日において、自社が適格請求書発行事業者である(※1)。
 ③売上伝票の「インボイス」欄が「納品書」又は「未定」(※2)である。
 ④納品書が未発行である。

(2) 現金売上の領収書(次のすべての条件に該当する場合)
 ①納品日が当期期首月~月次更新対象月の期間内である。
 ②納品日において、自社が適格請求書発行事業者である(※1)。
 ③売上伝票の「インボイス」欄が「領収書」又は「未定」(※4)である。
 ④納品書が未発行である。

(3) 入金の領収書(次のすべての条件に該当する場合)
 ①入金日が当期期首月~月次更新対象月の期間内である。
 ②入金日において、自社が適格請求書発行事業者である(※1)。
 ③領収書(入金伝票)を返還インボイスとして利用している(※5)。
 ④納品書が未発行である。

 ※1 適格請求書発行事業者の登録日~失効・取消日の前日の期間内である。
 ※2 「インボイス」欄が「未定」の場合、次のすべての条件に該当する。
   1)得意先マスター(※3)の「売上インボイスとする書類」が「納品書」である。
   2)売上伝票の消費税転嫁方式が「外税/納品時」又は「内税」である。
 ※3 掛売上の売上伝票で、かつ親子請求の子得意先の場合は、請求先(親得意先)
   マスターの設定に従う。
 ※4 「インボイス」欄が「未定」の場合、得意先マスターの「売上インボイスと
   する書類」が「領収書」である。
 ※5 次のすべての条件に該当する。
   1)事務所専用の「機能範囲の登録」メニューの「得意先」タブで「領収書
    (入金伝票)への返還インボイス記載事項の表示」を「表示する」に設定
    している。
   2)取引区分(振込料、売上値引、売上割引)が[1]または[11]である。
   当設定については、会計事務所にお問合せください。
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